ドコモ、iコンシェル内で電力需給状況の配信開始

2011/07/14 12:00


iコンシェル【NTTドコモ(9437)】は2011年7月13日、電力消費量が増える夏季期間中、利用者の節電への取組みを支援するため、電力会社の電力需給状況が厳しくなった際に、電力使用率を知らせる「電力アラーム」と、電力使用率のピーク時予報を毎朝お知らせする「電力予報」をiコンシェル(NTTドコモの【生活サポートサービス】で月210円の有料サービス)にて同年7月15日より配信を開始すると発表した。提供期間は今年の9月30日まで。配信対象エリアは電力アラーム・電力予報共に東京、東北、関西の各電力管轄内(【発表リリース】)。




↑ iコンシェルの説明。今回の電力需給状況については説明されていないが参考のため。【直接リンクはこちら】

サービス内容は次の2つ。

●電力アラーム
対象となる電力会社のホームページで公開された電力使用状況に関する情報を基に、その電力会社の電力需給状況が厳しくなった際に、電力の使用状況をiコンシェルにて告知する。


↑ 電力アラーム
↑ 電力アラーム

●電力予報
対象の電力会社のホームページで公開された電力使用状況に関する情報を基に、あらかじめ、その電力会社のトルカ(情報、ツール、アプリのようなもの)をダウンロードされた人に対して、毎朝当日の電力使用率のピーク時などの予報をiコンシェルにて知らせる。

↑ 電力予報
↑ 電力予報

なお「電力アラーム」はiコンシェルに契約した上で、iコンシェルお知らせ機能の「警報/その他気象情報」を「受信する」に設定されている人が対象(初期設定は「する」)。さらにプロフィール設定上の住所が東京電力、東北電力、関西電力の3つの電力会社の管轄エリアの人が対象となる。ただしプロフィール設定上の電力会社以外にも、オートGPS対応端末において、オートGPS気象/地震情報を「受信する」に設定している人は、現在位置する管轄の電力会社の電力供給が厳しくなった際に、その電力会社の電力使用状況も配信される。

元々各電力会社の提供情報に基づいて行われるサービスなので、類似のサービスをすでに利用している人も少なくないと思われる。わざわざ今件サービスのためだけにiコンシェルへ新規加入する必要はないが、すでに加入している人はチェックをした上で、利用してみるのもよいだろう。



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