バンダイのRGシリーズから量産型ザクが登場
2011/07/21 06:25
バンダイは2011年7月20日、ガンプラ(『機動戦士ガンダム』関連のプラモデルの略称)「RG(リアルグレード)」シリーズの第4弾として『RG 1/144 MS-06FザクII』を同年7月23日から発売すると発表した。価格2625円(税込)。TVアニメーション「機動戦士ガンダム」内で、ジオン公国軍が投入した汎用量産機「MS-06F量産型ザク」を1/144スケール(全高約12.5センチ)で商品化したもの(【発表リリース】)。
↑ 「RG(リアルグレード)MS-06FザクII」
「RG」シリーズとは1980年に初めて登場した「ガンプラ」のスケール「1/144」を踏襲しつつ(現在ではHGシリーズと呼ばれている)、その上のスケール「1/100」(MGシリーズ)同様のこだわりを実現したもの。具体的には内部のメカ構造まで緻密なレベルで創られ、ハイディテールな外装・可動を同時に実現している。第1弾は「ガンダム」、第2弾は「シャア専用ザク」、第3弾は「エールストライクガンダム」、そして第4弾に今回発表された「MS-06FザクII」が登場することになった。
「MS-06FザクII」では内部フレーム「アドヴァンスドMSジョイント」により、内部構造の製作工程を簡略化するとともに、多数の可動領域を実現している。また、装甲パーツは細かく分割され、色の濃淡まであらかじめ色分けされている。これにより塗装をしなくても、完成度の高い作品に仕上げることが可能になっている。
付属品としては説明書やデカールはもちろんだが、ザク・バズーカ、ヒート・ホーク、ザク・マシンガン、ライフル握り手(右手)、平手(左手)、パイロットフィギュアなど、ザクの一通りの装備が用意されており、ポーズのきめ細かさと共にさまざまなシーンを再現できる準備が整うことになる。
「ザク」は初代アニメ「機動戦士ガンダム」の中でも汎用機として露出回数が多く、その後の同シリーズでも多種多様な改良型・発展型が登場するなど、ファンにとってはなじみ深い機種の一つといえる。あるいは第2弾の「シャア専用ザク」よりも人気が出るかもしれない。
(c)創通・サンライズ
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