研修ツールが基の食育ゲーム「DSマック アドベンチャー」を「マックでDS」で無料配信
2011/07/22 06:42
[マクドナルド(2702)]は2011年7月21日、同社店舗内で展開している、[任天堂(7974)]の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」シリーズを活用した無料コンテンツ配信サービス「マックでDS」の新コンテンツとして、クイズやチーズバーガー作りを通じて「食」を学ぶ、子供向けのコンテンツ「DSマック アドベンチャー」を同年7月29日から9月上旬(予定)の期間限定で配信すると発表した(【発表リリース】)。
↑ 「DSマック アドベンチャー」
「DSマック アドベンチャー」の構成は次の通り。
■1. しょくいくクイズ
おなじみの「ビッグマック」を題材にした食育クイズ。ビッグマックの食材に含まれる栄養素に関するクイズを通じて「食べものには色々な栄養が含まれていること」や「栄養の働き」、「バランスよく食べることの大切さ」を学んでいく。
■2. マクドナルドクイズ
食の安全を中心としたマクドナルドに関するクイズ。3択形式のクイズを通じて、マクドナルドについて楽しく学ぶ。
■3. チーズバーガーづくり
プレイヤーはクルーとなり、手早く正確に「チーズバーガー」を作っていくゲーム。マクドナルドの本物のキッチンを忠実に再現した画面で、タッチペン操作によるチーズバーガーづくりを疑似体験できる。チーズバーガーづくりの完成度が正確さとスピードにより点数化され、90点以上で合格となる。
おなじみの「ビッグマック」を題材にした食育クイズ。ビッグマックの食材に含まれる栄養素に関するクイズを通じて「食べものには色々な栄養が含まれていること」や「栄養の働き」、「バランスよく食べることの大切さ」を学んでいく。
■2. マクドナルドクイズ
食の安全を中心としたマクドナルドに関するクイズ。3択形式のクイズを通じて、マクドナルドについて楽しく学ぶ。
■3. チーズバーガーづくり
プレイヤーはクルーとなり、手早く正確に「チーズバーガー」を作っていくゲーム。マクドナルドの本物のキッチンを忠実に再現した画面で、タッチペン操作によるチーズバーガーづくりを疑似体験できる。チーズバーガーづくりの完成度が正確さとスピードにより点数化され、90点以上で合格となる。
「DSマック アドベンチャー」は、マクドナルドがクルーの研修に使用しているニンテンドーDS用研修ツール「eSMART」をベースに開発されており、実際のチーズバーガーづくりの工程やキッチンのようすなどを忠実に再現している。普段は入ることのできないマクドナルドのキッチンに立ったような感覚で疑似体験できると同時に、楽しみながら食べ物の栄養や食の安全に関する正しい知識を学習することが可能となる。
さらに、同コンテンツをプレーした人の中から抽選で「マックカード」をプレゼントする企画も用意されている(応募者の中から抽選、特定のダウンロード数ごとなど合計500名へ各1000円分を予定)。
なお「DSマック アドベンチャー」はダウンロード後、電源をオフにすると消えてしまうことに注意。ただしスリープ状態(電源をオンのままDSを閉じる)であれば、再開することができる(要は他の体験版・お試し版ソフトと同じ)。
先日の【京都銀行、ニンテンドーDS・ニンテンドーゾーンを活用した「京都銀行でDS」を展開】や【ナムコが直営の遊技施設180店舗で「ナムコのお店でDS」を開始】など、最近大手企業がニンテンドーゾーンの仕組みを用いて、独自コンテンツの配信を積極的に推し進めつつある。共通コンテンツ以外に「その企業の店で無いとダウンロードできない」独自コンテンツの配信は、観光地のお土産屋でしか購入できない「ご当地もの」の提供のような考え方なのだろう。
「ご当地もの」の配信で来店動機(特に子供向けなので、主婦層による親子連れを対象として想定できる)をかさ上げするのは興味深い考え方といえる。さらにその内容が該当企業の理解を深め、ロイヤリティ向上に一役買うのなら、一石二鳥。携帯電話やスマートフォンでも似たような戦略は十分可能だが、「その場でしかダウンロードできない」(=顧客誘引)と、子供や親子連れを対象とできる期待値が高い点で、ニンテンドーゾーンの活用が注目を集めているものと考えられる。
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