マカフィーから「デジタルネイティブを守る5つのセキュリティアドバイス」発表

2011/07/27 06:22


子供とインターネットセキュリティ対策会社のマカフィーは2011年7月26日、夏休みを迎えて子供達のネットアクセス機会が増えることから、デジタルネイティブ(幼いころからごく普通にインターネットをはじめとしたデジタル系製品に触れ、それが当り前だと認識している世代)の子供を持つ親に対し、適切なセキュリティ教育を支援するためのガイドライン「デジタルネイティブを守る5つのセキュリティアドバイス」を発表した。子供達と接する際に、適切なセキュリティ教育ができるよう、実践可能なアドバイスをまとめたもので、同時に親自身も習得すべき、シンプルかつ重要な内容となっている(【発表リリース】)。



リリースによれば「デジタルネイティブ」な子供とその保護者を巡る現況として、「子供達は以前にも増して日常的にインターネットを利用しており、学校の宿題からYouTubeなどでの動画閲覧、オンラインゲームやソーシャルメディアまで、子供のオンライン生活の範囲は日々拡大している」「一方で、デジタルネイティブの子供を持つ親は、(以前の子育ての常識)より早い段階からセキュリティ教育の必要性に迫られている」とした上で、特にネットとの接触時間が長い夏において「適切なセキュリティ教育」に欠かせないアドバイスをまとめたとしている。

具体的項目は次の通り。タイトルのみを抽出したが、リリースには懇切丁寧な解説が施されているので、是非目を通して欲しい。

1.セキュリティ教育は低年齢時から

2.まずはパスワードからスタートを

3.オンライン生活の基本姿勢は「オフラインと同じ振る舞い」

4.ソーシャルメディアには個人情報を投稿させない

5.デバイスを与える前にはインターネット機能の確認を

「1.」はともかく「2.」「3.」「4.」「5.」は、冒頭で触れたように子供だけでなく保護者自身にも必要不可欠な内容(「5.」は「与える」ではなく「使う」となるが)。「他人に教える事は自分自身も学ぶこと」とはよく耳にする言い回しだが、ジェネレーションギャップ・テクノロジーギャップを考えると、むしろ保護者も共に学んでいく姿勢で子供に接した方が、総合的なリスク軽減にはプラスとなるに違いない。


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