賞味期限5年の非常食「コアラのマーチビスケット(保存缶)」発売

2011/07/27 06:17


「コアラのマーチビスケット(保存缶)」ロッテは2011年7月26日、賞味期限が5年の非常食商品『コアラのマーチビスケット(保存缶)』を大手スーパーなどで同年8月2日から発売すると発表した。9月1日の防災の日にあわせてとのこと。57グラム・3袋入り。価格はオープン価格(想定小売価格398円前後・税込)(【発表リリース】)。



↑ 『コアラのマーチビスケット(保存缶)』外装と中身
↑ 『コアラのマーチビスケット(保存缶)』外装と中身

『コアラのマーチビスケット(保存缶)』は、コアラのプリント絵柄が描かれたプレーンタイプのビスケット。震災時でも容易に食べられるよう3袋に分けられて梱包されている。賞味期限は5年(60か月)を想定、防災時の保存食としての利用が可能(【賞味期限が5年の「ミルクキャラメル」とビスケット「マリー」が非常食として今年も登場】で紹介した「ミルクキャラメル」や「マリー」も保存期間を5年間としている)。

また、保存缶の裏面にはNTTの協力により「災害伝言ダイヤル」の「手引書」をプリント。「伝言ダイヤル」とは「171」を使い電話番号を暗証番号として、伝言を「被災者本人」と被災者の安否を気遣う人との間で交わすサービスだが、「いざ」という時にはつい使い方を忘れてしまうもの(【「こりゃ大変だ」本震後、何を使って連絡取ろうとした?】のデータでは、東日本大地震の際にほとんど使われなかったという実態もある)。その「いざ」という時に用いるであろう保存食にプリントしておくことで、忘れずに利用することが可能となる。

なお今回発売される『コアラのマーチビスケット(保存缶)』は【賞味期限5年の非常食「コアラのマーチビスケット(保存缶)」数量限定で発売】にもあるように、この数年は毎年発売されている。今年は【震災と長期保存食品の話】で触れている通り、東日本大地震で人々の保存食・長期保存食品へのニーズが高まっていることから、これまで以上に多くの場所で今商品を見かける機会を得られるだろう。



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