【更新】「PCソフト ダウンロードストア」をアマゾンがオープン
2011/08/17 06:25
オンラインショップAmazon.co.jp(アマゾン)を運営するアマゾン ジャパンは2011年8月16日、同日からオンライン上でソフトウェアを購入・ダウンロードできる「ストア」(アマゾン内の専用コーナー)『PCソフト ダウンロードストア』をオープンしたと発表した。ソフトの購入だけでなく、アカウントページ内に新設される「PCソフト ダウンロードライブラリ」で各種ソフトの一元管理が可能なのも特徴([発表リリース])。
↑ PCソフト ダウンロードストア
「PCソフト ダウンロードストア」では、オープン当初ですでに約1300タイトルのパソコン向けソフトウェアを、ビジネス、セキュリティ、語学学習、ゲーム、動画編集・変換ソフトなどあらゆるジャンルにわたり取り揃えている。利用者は低価格でこれらのソフトを調達することができる。
ラインアップ内にはトレンドマイクロやソースネクスト、ジャストシステムなどのシステム系・ツール系・セキュリティ系ソフト会社の商品をはじめ、300タイトルを超えるカジュアルゲーム、角川ゲームスの「RPGツクール」、さらにダウンロードソフトウェアとしては国内で初となるTake-Two Interactive Software,Incの著名作『Civilization』『MLB』なども含まれている。
また、アマゾンのアカウントページに新設される「PCソフト ダウンロードライブラリ」では、自分自身でダウンロードしたソフトウェアおよび、シリアルキーが一元管理できるようになる。
↑ アカウントページに新設されるライブラリへのジャンプボタン
↑ 「PCソフト ダウンロードライブラリ」の一例
この「PCソフト ダウンロードライブラリ」により、パソコンの買い替えなどでソフトウェアを再インストールする場合に、過去に購入したソフトウェアを何度でも容易にダウンロードすることが可能となる(商品が複数回ダウンロードできる商品が対象。ダウンロード版PCソフトは日本国内在住者のみ注文可能。インストールできるコンピュータの台数は、メーカーによって制限されている。詳細は『PCソフトダウンロードのヘルプページ』参照のこと)。
ソフトウェアのダウンロード購入というスタイルの特性上、注文後の返品を原則受け付けない点には気を付けねばならないが、ゲームやシステム、セキュリティ系ソフトなどのジャンルを問わず、アマゾン経由で購入できる、しかも一部ソフトはアカウントの一元管理による再ダウンロードも可能など、便利な仕組みには違いない。その他アマゾンの各種サービスも、通常の商品同様に使えるのもポイントが高い。
ゲーム系のラインアップをざっと見まわしたが、やはりオープン直後とあってかジャンルによって品ぞろえに格差が見られる。またジャンルの割り振りに一部首を傾げるところがある、タイトルの大部分は海外メーカー及びその移植品など、今後に期待したい点も多い。
これからどのようなソフトが収録され、ライブラリとして充実していくのか、今後の成長ぶりを見守りたい。
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