【更新】京阪電気鉄道大津線で「けいおん!」ラッピング電車運行
2011/08/21 06:45


↑ ラッピングデザインイメージ(車両外装)

↑ ラッピングデザインイメージ(車内壁面)
映画「けいおん!」は、2011年12月3日から全国ロードショーが予定されている人気アニメの映画版。今回展開されるラッピング電車では、車両外観の全面をキャンバスにして、劇中に登場するメインキャラクター5人やロゴマークなどをデザインしているだけでなく、乗車中でも雰囲気が楽しめるよう、車内ラッピングも施しているのがポイント。映画「けいおん!」のラッピング電車が運行されるのは大津線が初めて。
さらに同年8月28日午前7時からは、メインキャラクタをデザインした、特製乗車券も限定販売される。発売場所は大津線浜大津駅特別販売所(改札口付近)。内容は大津線1日フリー乗車券(大人)×6枚の1セット。一人につき5セットまで購入可能。価格は1セット3000円で、7000セットの限定販売。B3二つ折り・B4仕上がり。


↑ 特製乗車券(リリース中では乗車券のみ「けいおん!!」表記化されており、アニメ第二期をモチーフとしていることがうかがえる)
京阪鉄道側では今回のラッピング電車の運行と特製乗車券の販売で、日常利用客だけでなく、大津線沿線外の人にも同線来訪の機会を提供し、大津地域の活性化に寄与できると説明している。
京阪電気鉄道ではすでに【きかんしゃトーマス号】にもあるように、外装だけでなく内装までラッピングを施す特殊電車についての実績を持っている(現在も運行中)。今回もそのノウハウ・経験を活かして展開したもので、突然の展開ではない。また、作品中にも大津線沿線がロケ地と思われるシーンが複数登場していることや、昨年同社が展開した開業100周年記念事業「京阪ミュージアムトレイン」の展示でも「けいおん!」アニメ版のオープニングテーマが流れることがあったなど、まったくの無関係という話でもない。
気合いの入ったラッピング電車は、「けいおん!」の映画放映開始後もしばらくは運行する。事前周知の意味合いもあわせ、どこまで相乗効果が得られるのか、非常に気になるところだ。
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