ローソンのエンタメ取扱会社ローソンHMVエンタテイメント誕生
2011/09/02 19:30
[ローソン(2651)]は2011年9月1日、同社の子会社であるHMVジャパンとローソンエンターメディア(LEM)が合併し、株式会社ローソンHMVエンタテイメント(LHE)になったと発表した。また新会社の企業ロゴは先日【ローソン、エンタメ系Eコマースサイトを集約し「エルパカ」オープン】で紹介した「エルパカ」が用いられている(【発表リリース】)。
↑ 企業ロゴ
誕生した『LHE』は、LEM及びHMVが取扱っていたコンサートなどのチケットと、CD/DVD/書籍/グッズなどのエンタメ商材を同時に取扱い、ユーザーのエンタメニーズに360度全方位で応える「ユーザー360°」をコンセプトに掲げている。そしてエンタメ流通のリーディングカンパニーとして、独自の総合エンタテイメント事業を展開していく。
また『LHE』誕生に合わせて、上記にあるような、エンタメ企業にマッチするようなコーポレートロゴ(企業ロゴ)を採用。新社名の頭文字『LHE』に、「エルパカくん」を組み合わせ、“親しみやすさ”とエンタメが生み出す“ワクワク感”をカラフルな三色で表現したデザインとなっている。
なお、LEMのブランド「ローチケ」(「ローチケ.com」など)、HMVのブランド「HMV」(「HMV店舗」、「HMV ONLINE」、「HMV MOBILE」など)は、以前から親しまれているそれぞれのブランド名を変えることなく、従来通り展開していくとのこと。
今件は【HMVブランドは継続展開…ローソン、完全子会社のローソンエンターメディアとHMVジャパンを合併】で伝えられた話が、予定通り行われたことになる。各社の合併までのいきさつはその記事にある通りだが、概要的には「ローソンは2010年の12月1日付で、音楽・映像商品販売大手のHMVを完全子会社化」「2010年1月にコンサートなどのチケット販売を取り扱うLEM内での不正取引が発覚したことをきっかけに、最終的にローソンではLEMを完全子会社化」「2011年9月1日付でHMVとLEMが合併してLHEが誕生」という次第。
今後LHEのもとに、ローソングループのエンタメ事業がどのような展開を見せて行くのか、気になるところだ。
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