【更新】叡山電鉄でも「けいおん!!」の特別列車運行

2011/09/02 06:25


叡山電鉄「けいおん!!」特別列車京都市の叡山電鉄は2011年8月31日、同年9月1日から12月下旬までの予定で、同鉄道管轄内において「えいでん!×けいおん! トレイン」を運行すると発表した。700系(一両)編成の車両を2編成(721号車・723号車)運行する。またGoogleマップと連動し、両車両が路線上のどの地域を走行しているのかをリアルタイムで表示するページも提供する([発表リリース、PDF]、[「えいでん!×けいおん! トレイン」リアルタイム位置情報把握システム])。




↑ 「えいでん!×けいおん! トレイン」運行の様子。
↑ 「えいでん!×けいおん! トレイン」運行の様子。【直接リンクはこちら】

↑ 運行される車両全景
↑ 運行される車両全景

「けいおん!!」は芳文社の四コマ漫画月刊誌「まんがタイムきらら」などで連載されている、女子高生の軽音部活動をテーマにした四コマ漫画「けいおん!」を、アニメ化した作品(の第二部)。原作・アニメ共に一度は終了したが、先日原作は二本立てでの連載を再開、アニメも2011年12月3日からの映画公開が決定しており、定番人気作品としての立ち位置を確かなものとしつつある。また、以前【叡山電鉄で「けいおん!!」の硬券きっぷ発売】でも触れたように、アニメの作中ではオープニングを含め、随所で叡山電鉄の関連設備を参考にしたと思われる場所が登場しており、それが両者の縁となっている。

今回展開される「えいでん!×けいおん! トレイン」はメインキャラクタ5人を車体中央に描いたタイプと、メインキャラクタの「平沢 唯」をドア入口横に描いたタイプの合計2種類。ヘッドマークもデザインに合わせる形で既存のもの(メインキャラクタ5人タイプ)に一種類追加(平沢唯のみタイプ)される。

↑ ヘッドマーク(左は既存、右は新設。それぞれ各車両車体横のプリント図版としても使われている)
↑ ヘッドマーク(左は既存、右は新設。それぞれ各車両車体横のプリント図版としても使われている)

さらに叡山鉄道では両車両についてGoogleマップの仕組みを使い、リアルタイム位置情報把握システムを採用、専用ページを設けて場所情報の提供を行っている。

↑ リアルタイム位置情報把握システム
↑ リアルタイム位置情報把握システム

情報の自動更新は行われないので適時再リロードの必要はあるが、通常のブラウザソフトで閲覧できるので、パソコン以外にスマートフォンなどでも状況の確認が可能なのがポイント。

以前紹介した【京阪電気鉄道大津線で「けいおん!」ラッピング電車運行】と比べれば見た目は随分と大人しめではあるが、リアルタイムで場所の追跡ができたり、さらには【叡山鉄道の公式ツイッターアカウント@eizandensha】でも情報(独自撮影の画像含む)を逐次提供するなど、色々と配慮のある展開を見せている。12月の映画公開に向け、今後さらに盛り上がりを見せて行くに違いない。


(C)かきふらい・芳文社/桜高軽音部



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