2012年中に『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』スタート

2011/09/06 06:32


『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』【スクウェア・エニックス(9684)】は2011年9月5日、同社の定番タイトル『ドラゴンクエスト』シリーズでは初となるオンライン対応の『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』の発売を決定したと発表した。対応機種は任天堂のWiiとWii U。発売時期はWii版が2012年予定、Wii U版は未定。小売価格・利用料金は双方版共に現時点では未定(【発表リリース】)。



↑ ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン(タイトルロゴ)
↑ ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン(タイトルロゴ)

↑ ゲーム画面(イメージ)
↑ ゲーム画面(イメージ)

今回発表された『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』は、2009年7月11日に発売された前作『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』に続く、「ドラゴンクエスト」シリーズ本編の最新作(いわゆる「ナンバリングタイトル」)。 その前作では、シリーズの一貫した特長である「自分自身が主人公となって壮大な世界を冒険する」テーマを実現しながら、ワイヤレス通信でさまざまなプレイヤーとのつながりをもつ楽しさも提供していた。今作では、さらにオンラインの世界に踏み出し、「日本中の」(※原文ママ)すべてのプレイヤーがひとつの世界で冒険できるオンライン対応ゲームとして登場することになる。

リリースなどによれば、発表日同日から【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンラインのティザーサイト】をオープン。さまざまな最新情報を公知していくと共に、開発段階の今作品をテストプレイできる「ベータテスター」の募集の発表なども行うことになる。

現在発表されている概要としては、利用メディアがWii用の12センチディスクとUSBメモリー(Wii Uについては未定)、1ユーザーにつき3キャラクタを作成可能で、USBキーボードにも対応。発表会で配信された動画などで確認する限り、ゲームタイトルにもある「五つの種族」(プレイヤーが選択できる種族を意味するものと推定される)は「オーガ」「ウェディ」「エルフ」「ドワーフ」「プクリポ」。

またリリース上の表現として、

「ドラゴンクエスト」シリーズで臨場感豊かに話しかけてくれた町の人たち。それが実在の人となり、プレイヤー全員で作り上げる世界の中であなたの冒険物語は、みんなと共有できる唯一無二の体験となることでしょう。

とあることや、種族のうち「ドワーフ」の説明に「富と技術を尊ぶ種族」のコピーが添えられていることから、単純な戦闘系のシステムだけでなく、商業や各種生産のシステム実装も期待できる。

ともあれ今回は第一報ということで、詳細は今後逐次公知、展開されていくことになる。【発表会の詳細レポート(GAME Watch)】などに目を通す限りでは「職業・転職システムの導入、運営開始後の追加」「季節イベントも含めたクエストの配信」「パーティーをCPUキャラクタ(NPC)とも組める」「戦闘システムは一定時間ごとに命令入力の順番が来るターン制」「職人システムの導入で武具制作や衣服の裁縫などが可能」「敷地内に自宅の建設、その内装や外装も自由にできる」「3DSとの連動も検討」など、非常に興味深い仕組みが豊富に用意されているようだ。

ゼネラルディレクターの堀井雄二氏が相当前から、今件タイトルのような「多人数同時参加型のネットワークゲーム形式のドラクエを創りたい」趣旨の発言をしていたこともあり、どのような世界を提供してくれるのか、楽しみな人も多いに違いない。


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