「大人の科学マガジン」に電子ブロックのミニ版が登場

2011/09/18 06:35


電子ブロックmini学研は2011年11月に、同社の大人向け工作マガジンシリーズ「大人の科学マガジン」の第32号として、『電子ブロックmini』を発売する。価格3990円(税込)。雑誌部分はA4変形判で100ページ(【公式ページ】)。



↑ 電子ブロックmini
↑ 電子ブロックmini

【付録がオマケか本紙がオマケか・大人も楽しめる付録つきの本たち】などでも触れているが、「大人の科学マガジン」は学研の子供向け付録付き学習雑誌として発売されていた「科学」「学習」の大人向けバージョン。多種多様な実験・組み立てキットと、関連・解説雑誌から構成されている、大人用の科学学習雑誌(R指定雑誌ではないので、もちろん子供でも購入可能)。

今回登場するのは、【創作意欲が炸裂状態なアプリ・学研電子ブロック for iPad無料配信】でも紹介している「電子ブロック」のミニサイズ版。元祖は1970年代に発売され、科学に興味のある子供達の人気を集めた。


↑ 当時の電子ブロック(今回販売されるものでは無い事に注意)。
↑ 当時の電子ブロック(今回販売されるものでは無い事に注意)。【直接リンクはこちら】

今回発売されるのは、名前に「mini」と冠してある通り、以前発売された電子ブロックの簡易版。個々の電子ブロックにはトランジスタやダイオード、LEDなどの回路が組み込まれている。そして本体(160×110×23ミリ)には5×5=25個の電子ブロックを組み込むことができ、その組み合わせ方で「ダイオード検波1石ラジオ」「モールス練習機」など50回路の電子回路を組むことができる。また、2002年に発売された本家電子ブロックの復刻版「電子ブロックEXー150復刻版」とは互換性があるので、それを持っている人もブロックは共通して利用できる。

実際に電子ブロックを組み立てて「モールス練習機」や「運動神経測定機」「電子ホタル」を創ったとしても、それが生活に大いに役立つ、何らかの手助けになる場面を想定するのは難しい。むしろ「このような仕組みで●×が出来るのか」という電子的な回路の組合せの面白さ、パズル的で電子工学的な好奇心と想像力をかきたてる、まさに「大人も子供も楽しめる、科学のおもちゃ」として、その威力を発揮することだろう。



スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー