【更新】JR東海、新幹線向けの新型可動柵概要を発表
2011/09/30 06:37


↑ 既存の可動柵。【直接リンクはこちら】

↑ 新旧可動柵イメージ
新型の新幹線可動柵は既存の固定柵を活用して設置し、ホーム上のスペースを確保出来るのが特徴。従来型の可動柵の構造を変更し、駆動部本体をコンパクト化することで、新型可動柵本体1ユニットを一晩で据え付けすることができる。この改良により、利用客の通行を妨げないで可動柵化を行うとともに(お客が利用しない時間帯での工事で完結してしまえる)、コスト低減を達成ことが可能となる。
JR東海側では今件新可動柵について、今年11月に試作機製作を行い、来年春まで耐久テストを実施。また利用客の多い東京駅に設置を検討するとのこと。

今回発表された新型可動柵も、可動柵本来の意義・効用を維持しつつ、工事期間の短縮とコスト削減(=普及の加速化、メンテナンスの容易さ)が期待できるもの。実証実験の結果と報告を待ちたいところだ。
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