gooニュースで大サイズのニュース写真を展開する「Mega Picture(メガピクチャー)」開始

2011/10/04 06:36


Mega Picture(メガピクチャー)NTTレゾナントは2011年10月3日、同社が提供しているインターネットポータルサイト「goo」上の「gooニュース」において、横幅が970ピクセルの大きなサイズのニュース関連写真を掲載する「Mega Picture(メガピクチャー)」の提供を同日から開始すると発表した。【直接リンクは「http://news.goo.ne.jp/megapicture/」】。NTTレゾナント側では今回のMega Picture提供により、「ユーザは“写真”という、より視覚的に新しい切り口からニュースを楽しむことができます」と言及している(【発表リリース】)。



↑ Mega Picture(メガピクチャー)一例。東芝の「レグザタブレット」発表についての報道
↑ Mega Picture(メガピクチャー)一例。東芝の「レグザタブレット」発表についての報道

リリースによれば「Mega Picture(メガピクチャー)」は1日のニュースの中から15枚程度の写真を厳選し、これまでは横幅450ピクセルで提供していた写真について、その2倍以上のサイズとなる970ピクセルの大きなサイズで掲載していく。なお写真の縦幅は個々の写真により異なるため、縦横比率は一定では無い。また。掲載される写真は、ゲッティ イメージズ ジャパン、時事通信社、日刊スポーツ新聞社の各社から提供を受けている。

Huffington Post
↑ Huffington Post
イメージカット的、アイキャッチ的なものとして報道文内に大きめな写真を埋め込む手法はよく行われる切り口。読み手側の端末の処理機能の向上、インターネット回線の高速化などを受けて、画像もより繊細な、より大きなもの(≒情景を詳しく観ることが出来る)が好まれる傾向も見受けられる。このような需要の変化を受けてか、大きめな写真をニュースの基軸に据え、一日の動向を伝える切り口は他紙でもすでに「写真ニュース」的な手法で行われているが、ここまで大きなサイズを用いたものは、例えば海外紙における【Huffington Post】などまだ少数派(同紙はトップページにこの手法を用いており、象徴的な立ち位置といえる)。

大きな写真の展開でどのようにニュースを展開していくのか、単に「視覚的に新しい切り口」を求めるだけなのか、それともそれ以上の何かを模索していくのか。写真は状況説明の素材としては非常に有益な手段となる一方、撮影者や掲載時の演出(例えばキャプション)次第で「同じ場面・状況でも」さまざまな送り手の意図を盛り込んだものになるだけに、色々と気になるところではある。


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