両面テープ的な接着剤「接着ペタッツシートタイプ」登場
2011/10/09 06:43
![「接着ペタッツシートタイプ」](https://www.garbagenews.com/img11/gn-20111009-02.gif)
![](https://www.garbagenews.com/img11/gn-20111009-04.jpg)
![↑ 接着ペタッツシートタイプ](https://www.garbagenews.com/img11/gn-20111009-03.jpg)
↑ 接着ペタッツシートタイプ
『接着ペタッツシートタイプ』は、強粘着のグミ状の粘着剤。粘着剤は約0.35ミリの厚みがあり、柔軟性を持つグミ状のため、性質や表面の異なる素材を取り持つことで両者を固定する。粘着力は同社の事務用テープのりのおよそ15倍(同社調査結果)。液体接着剤が浸透しないモノ同士を固定するのに適しており、無色・無臭。
![使用事例](https://www.garbagenews.com/img11/gn-20111009-05.jpg)
『接着ペタッツシートタイプ』が接着できる素材は、紙類、プラスチック、メタル(パーツ)、ガラス(パーツ)、ラインストーン、ビーズ(天然素材、プラスチック)、綿布など。これらを組み合わせた固定ができる。工作、デコレーション、スクラップブッキングなどのホビー用途から、商業店舗のディスプレイ装飾、事業所のさまざまな業務や事務処理に適している。
使用方法は、固定する対象の一方に本剤をつけ、その上で固定したい場所(モノ)に押し当てるというもの。粘着剤で固化しないため貼り合わせた後も対象物は微動するが、強力に固定されている。
![↑ 両面テープと同じような使い方](https://www.garbagenews.com/img11/gn-20111009-06.jpg)
↑ 両面テープと同じような使い方
要は同社が発売している、両面テープのグミ版的な、取り外し可能な粘着画びょう【ペタッツ】の強力・完全固定向け版(『接着ペタッツシートタイプ』は後ではがす用途では使えない)。常温で軟らかく、一定の厚み (体積)があることから対象物に柔軟に付着する仕組みは「ペタッツ」と変わりない。溶剤を含まない物質であるため、 (溶剤の)移行による対象物への影響がほとんどないのも特性の一つ。
同社では『接着ペタッツシートタイプ』の利用方法について、工作・クラフト以外にプレゼンサンプルなどを固定する用途(事務用の両面テープの10倍ほどの粘着力を持つ)、デコレーションラッピング、スクラップブッキングなどに活用できるとしている。両面テープ以上に強力な接着力が必要で、瞬間強力接着剤より素早い固定性、溶剤がはみ出るリスクを避けたい場面などでは、意外な効力を発揮するだろう。
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