日本初の垂直落下アトラクション「タワーハッカー」営業終了
2011/10/12 06:24


↑ 稼働中の「タワーハッカー」のようすを撮影したもの。【直接リンクはこちら】
『タワーハッカー』は1968年に導入した展望アトラクション『後楽園タワー』の塔体部分を流用して1996年4月26日に営業を開始した、垂直落下型のアトラクション。地上から80メートルの高さにまで上がってから、時速98キロの速さで落下する。
元々機械の老朽化で運行を取りやめていたこともあったが、今年に入ってからは別施設の事故・工事に伴い一時的な運休をしていた。ところが今回リリースにあるように、運転を再開することなく営業を終了する事になった。『タワーハッカー』の代わりとなるアトラクションについては、オープン予定が2012年春頃とあるだけで、内容は一切明らかにされていない。
日本初の垂直落下型アトラクションとして名を知られ、上昇時における周囲の眺めは「利用した人のみが体感できる絶景」でもあった。営業終了の報に触れ、搭乗経験を思い起こす人も少なくあるまい。
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