刺激的な「柿の種」NEOシリーズ「AKA」と「KURO」、11月7日から発売

2011/11/01 12:00


「AKA」【亀田製菓(2220)】は2011年10月31日、同社の定番商品「亀田の柿の種」の派生シリーズ「亀田の柿の種”NEOシリーズ”」としては『80g亀田の柿の種AKA』『80g亀田の柿の種KURO』の2商品を同年11月7日から発売すると発表した。価格は各118円(税込・ノンプリントプライス)、コンビニエンスストアでの先行発売。男性向けをコンセプトとしている(【発表リリース、PDF】)。



↑ 『80g亀田の柿の種AKA』『80g亀田の柿の種KURO』
↑ 『80g亀田の柿の種AKA』(左)と『80g亀田の柿の種KURO』(右)

『亀田の柿の種』は、誕生から50年以上(製造開始は1957年・亀田製菓設立とほぼ同時期。ピーナツが入るようになったのは1966年から)、多くの人がさまざまな場面で愛食しているお菓子。今回は「男性の家飲み」に特化する形で開発した商品として男性の嗜好(しこう)を追及した「NEOシリーズ」を提示する。「AKA」と「KURO」の概要は次の通り。

・「AKA」
「亀田の柿の種」の味わいはそのままに、辛味を強めて(「亀田の柿の種」に対して、辛味成分が2倍)赤く仕上げている。

・「KURO」
旨味成分・風味・色ともに濃厚な「たまり醤油」を2種類ブレンドして仕上げているため、コク深い濃厚な味が楽しめる。

※両商品ともピーナツ比率を増加、従来柿の種:ピーナツの比率は6対4だが、今回の商品では4:6とピーナツの方が多くなっている。

亀田製菓側では今回の「NEOシリーズ」展開に際し、男性の購入機会が多いコンビニで先行発売を行うことも合わせ、さらなる男性層の需要喚起を図っていくとしている。

「コンビニ」「男性向け」「おやつ系食品」といえば【ファミリーマート、「俺のエクレア」の人気沸騰で品薄状態を謝罪】などで紹介した、ファミリーマートの男性向けスイーツブランド「俺のスイーツ」が思い起こされる。展開される商品そのものは「スイーツ」と「深い味わい(辛み・コク)」でベクトルは異なるものの、似たようなターゲットに向けた切り口として興味深い。

今回の「NEOシリーズ」では特に、自らが「『亀田の柿の種』黄金比率」と称している「柿の種」対「ピーナツ」の比率を変えてまで男性向けとしたこともあわせ、どこまで様変わりした味わいを見せるのかに注目したいところだ。


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