ローソンから「15種の野菜練り込みショート生パスタ」2種類登場

2011/11/03 06:32


スープ生パスタ クラムチャウダー[ローソン(2651)]は2011年11月2日、以前【女性向けな一回り小さいサイズのショート生パスタ、ローソンから登場】などでも紹介した、2009年9月に立ちあげたオリジナルパスタブランド「パスタ屋」から、「スープ生パスタ クラムチャウダー」と「スープ生パスタ ミネストローネ」を全国の同社店舗(ローソンストア100除く)で、同年11月8日より販売すると発表した。価格は双方とも398円(税込)。15種類の野菜を生パスタそのものに練り込んであるのが特徴(【発表リリース】)。



↑ スープ生パスタ クラムチャウダー(左)とスープ生パスタ ミネストローネ(右)(※器は別容器に移したもの)
↑ スープ生パスタ クラムチャウダー(左)とスープ生パスタ ミネストローネ(右)(※器は別容器に移したもの)

今回発売されるスープパスタは、女性がスプーンですくって一口で食べられる形状のショートパスタ「フジッリ」を使用している。「フジッリ」は、イタリア語で“小さい紡錘”(糸を紡ぐとき、その糸を巻きつける心棒)を意味し、スープが良く絡むためイタリアでスープメニューに良く使用されるショートパスタ。

個々の特徴は次の通り。

●スープ生パスタ クラムチャウダー
あさりの旨みを凝縮したスープとじっくり炒めたたまねぎの旨みを合わせ、北海道産の牛乳と生クリームを加えて濃厚な味わいに仕上げられている。ブロッコリー、たまねぎ、人参、ポテトなどの野菜を入れて煮込み、ベーコンビッツとパセリをトッピングしている。

●スープ生パスタ ミネストローネ
ベーコンとじっくり炒めたたまねぎの旨みが効いた、酸味と甘みのバランスの良いスープに、ブロッコリー、キャベツ、たまねぎ、人参、コーンなどの野菜を入れて煮込んでいる。粉チーズとパセリをトッピングし、見た目も鮮やかに仕上げている。

スープパスタ達はスープと一緒に食べても、もちもちとした食感を味わえるよう、“真空押し出し製法”の生パスタを使用。麺の押し出し口にイタリアのメーカーに特別注文したダイスを取り付け、「フジッリ」の特徴である螺旋(らせん)状のショートパスタを実現した。

そして今回は、スープメニューの中でも女性に人気の高いミネストローネとクラムチャウダーの2種類を発売する。生パスタ自体に15種類の野菜を練りこんであり、「食べるスープ」として不足しがちな野菜を手軽に摂ることが可能となる。

【サンドイッチやおにぎり類、そしてコーヒー…コンビニスイーツ購入時に一緒に買うものは?】でも触れているが、コンビニにおける購入傾向として、軽食系の食品は特に若年女性において、スイーツとの相性が良い。大手コンビニは昨今女性層の取り込みを模索して各種スイーツを展開しているのは承知の通りだが、それとマッチングしやすい「少量で味わい深い」パスタを展開する点で、上手い切り口といえる。

今回登場する2品は「もちもち感」の強調や多種の野菜の練り込み、そしてとりわけ人気の高いミネストローネとクラムチャウダーを選択するなど、これまでの「パスタ屋」以上に強く女性を意識している。味わいはもちろんだが、どこまでこのコンセプトが市場に受け入れられるのか、気になるところだ。



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