ミクシィとTwitter、サービスやビジネス領域における提携発表

2011/12/01 05:58


提携SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)【mixi】を運営する【ミクシィ(2121)】は2011年11月30日、ミニブログ【ツイッター(Twitter)】を運営するTwitter社と提携し、今後サービスやビジネスなどの領域で連携を図ることを発表した。両者(mixi・Twitter)機能の連動や災害時の情報サービスの提供協力、イベントの共同開催、広告領域での提携などを明らかにしている(【発表リリース】)。



↑ イベント「mixi Xmas 2011」における連携イメージ
↑ イベント「mixi Xmas 2011」における連携イメージ

mixi・ツイッター両者間ではすでに、mixi内のつぶやき機能「mixiボイス」や【mixiのロゴ変更、「mixiページ」も開始】で紹介した「mixiページ」にて、ツイッターとの連携機能を実装している。今回はさらに一歩推し進める形で、

・年中行事におけるサービスの連動
・両者間のソーシャルメディア上での特性を活かし、互いをスマートに補完できる仕組みの提供
・広告領域での提携、商品提供領域におけるミクシィ(mixi)側のツイッターへのサポート

などを予定している。情報の取扱いについてはリリースの文言

ユーザーは、『Twitter』上で興味・関心に応じた情報収集を行い、『mixi』上では、仲の良い友人たちとコミュニケーションする際の話題としてその情報を活用できるようになります。

が象徴しているように、互いのウィークポイントを支え合うような連動体制を目指す考え。今回の提携と同時に発表された、両者連動の見本にもなりうるものとして、【mixi上での「mixi Xmas 2011」のイベント開始】もミクシィ側から公知されており、その一端を知ることができる。

ミクシィからのリリースには記載は無いものの、今件発表の際に開催された記者会見・発表会の【レポート記事(Internet Watch)】によると、「災害時に役立つサービス」の一例としてiPhoneアプリ「Pelo(ペロ)」の提供を2012年1月から開始するなどの情報も確認できる。こちらも「プライベートはmixi、オープンはツイッター」という形で、両者の立ち位置の違いを活かした利用ができるとのこと。

今後「mixi Xmas 2011」のイベント以外に、mixiとツイッターとの連携において「具体的に」どのようなサービス・便益が提示されていくのか。同じソーシャルメディアでも特性が大きく異なる両者を、互いに補完しあえる内容を提供できるのか。今後とも注視していきたいところだ。



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