「バスロマン」のアース製薬、バスクリンを買収・子会社化へ
2011/12/28 06:35

今回のバスクリン子会社化についてアース製薬側では、
・バスクリンは「バスクリン」などの入浴剤製品で高い認知度を誇る
・育毛剤、洗浄剤など、天然素材を活かした家庭用品の開発にも長けている
・通販事業の成長も著しい
・「快適な生活空間の創造に貢献する」というアース製薬側の方針に合致した企業として高く評価
・入浴剤方面の強化や通信チャネル、新工場の生産能力など、合併時における効果は大きいと推定
・「夏場がメインの家庭用殺虫剤(アース製薬)」と「冬場に活性化するバスクリンなどの入浴剤(バスクリン)」の組合せで、季節性変動を抑えられる
・育毛剤、洗浄剤など、天然素材を活かした家庭用品の開発にも長けている
・通販事業の成長も著しい
・「快適な生活空間の創造に貢献する」というアース製薬側の方針に合致した企業として高く評価
・入浴剤方面の強化や通信チャネル、新工場の生産能力など、合併時における効果は大きいと推定
・「夏場がメインの家庭用殺虫剤(アース製薬)」と「冬場に活性化するバスクリンなどの入浴剤(バスクリン)」の組合せで、季節性変動を抑えられる
などのメリットがあるとし、子会社化を決断したと説明している。
なおアース製薬もすでに「バスロマン」をはじめとした入浴剤の製造・販売を行っている。今回「バスクリン」を子会社化して取り込むことで、同社の入浴剤ラインアップをどのような体制にするかについて、現時点では何の発表もない。入浴剤市場で上位の位置にあるアース製薬・花王・バスクリンのうち、2社が一体化することで、今後同市場にどのような変化が生じて行くのか、気になるところだ。
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