【更新】山梨県と東京電力、最大1.0万kWの出力を持つ「米倉山太陽光発電所」の営業運転開始
2012/01/28 06:45
[東京電力(9501)]と山梨県は2012年1月27日、2009年1月に合意し建設を進めてきた、山梨県甲府市米倉山地点でのメガソーラー計画について、「米倉山太陽光発電所」として営業運転を開始したことを発表した。同発電所は敷地面積約12.5ヘクタール(12万5000平方メートル)、最大出力は1.0万kW、年間発電電力量は1200万kWhほどに達し、これは一般家庭約3400軒の年間使用電気量に相当する。また発電開始に合わせ近接する地域には、山梨県運営の宣伝施設「ゆめソーラー館やまなし」もオープンする([発表リリース])。
↑ 米倉山太陽光発電所などの事業状況
↑ 米倉山太陽光発電所外観
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↑ GoogleMapで該当地域周辺を表示。現時点でのデータでは、整地途中の状況が確認できる。
今回運用を開始した米倉山太陽光発電所の最大出力は1.0万kW。12.5ヘクタールほどの敷地に約8万枚の太陽電池モジュール(枚、構成単位)を並べ、発電を行っている。上記図版にある通り、今発電所は山梨県が土地を提供し、東京電力が運用・保守を執り行う構図。
近接する場所で運営される「ゆめソーラー館やまなし」では、太陽光発電をはじめ、小水力発電、燃料電池などの再生可能エネルギーや次世代エネルギーについて、パネルや映像等により紹介。屋上に設置する太陽光パネル、燃料電池等により施設の電力を供給する実機を展示していくことになる。
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