iPhoneを頭に据えた新ペットのおもちゃ「スマートペット」登場

2012/03/27 06:45


スマートペットバンダイは2012年3月26日、iPhoneやiPod touchが顔になって動く次世代ペットロボット『スマートペット』(SMP-501W・SMP-502BK)を同年4月28日から発売すると発表した。価格はオープン価格。犬型のロボットで顔部分に該当端末を組み込めるもの。端末だけでも専用アプリケーションの操作ができる。動力には単三電池3本を使用。サイズは170×110×170ミリほど(【発表リリース】)。




↑ 「スマートペット」プロモーション公式映像。
↑ 「スマートペット」プロモーション公式映像。【直接リンクはこちら】

↑ スマートペット 白と黒
↑ スマートペット 白と黒

『スマートペット』は、iPhone やiPod touchとロボット本体を連動させて遊ぶ次世代ペットロボット。ロボットの顔にあたるiPhone/iPod touchにAppStore から専用アプリケーション「smartpet」(無料)をダウンロードし、犬型の本体にセットすると、愛らしいペットのように動きまわる。

顔に組み込まれたiPhoneなどに対するタッチパネル操作でお世話遊びやゲームをしたり、カメラ・マイクの機能を使って手の動きや呼びかけに反応させ、触れずに芸をさせることも可能となる。また、歌いながらダンスをしたり、Bluetooth通信により他のスマートペットと連動して芸をするなど、顔の表情と身体の動きの組み合わせで合計100種類以上のさまざまなリアクションが楽しめるしくみ。そしてiPhone/iPod touchのみでもお世話やゲームができるので、本体から取り外して、外出先でもスマートペットとのコミュニケーションを行える。

リリースには具体的な「コミュニケーション」の様式が描かれている。

・タッチパネルでお世話
 アプリを操作して色々と世話をする。利用回数で「愛犬レベル」が上がり、芸を覚える(=機能が増える)

・カメラやマイクでトリックプレイ
 音声認識・画像認識機能を使い、手の動きや声の指示で色々な動きをさせられる

いつでも一緒・いつでも一緒
モバイル端末だけでも世話やゲームができる

・便利機能を可愛く演出
電話機能利用時にはハンズフリーの電話として使える

・その他
 他のスマートペットとの連動も可能

入力・出力共に多機能さを誇るモバイル端末を、他のおもちゃと連結させて機能を充実させる切り口は、以前【スマートフォンにおもちゃの車を演出させてみた】でも伝えたように、海外でもいくつか見受けられる。とはいえ、おもちゃ本体の挙動までコントロールするのは面白い。考え方としては合理的でもある。

一方でおもちゃ内部に組み込まれるとはいえ、iPhoneなどのモバイル端末を動的おもちゃとして使うのに抵抗を覚える人もいるかもしれない。室内向けのペットのようなものと考えれば良いだろうか。



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