東京駅改札内1階中央通路に物販エリア「セントラルストリート」登場

2012/04/12 06:35


Central Street(セントラルストリート)JR東日本グループの鉄道会館と日本レストランエンタプライズは2012年4月10日、東京駅改札内1階中央通路に新たなエキナカ(鉄道事業者が管轄においている、駅構内に展開する商業スペース)商業施設として「Central Street(セントラルストリート)」をオープンすると発表した。店舗面積約860平方メートル。開業時期は同年8月中旬以降で12月中までに「駅セレクトゾーン」「駅弁専門店」「ギフトゾーン」の3種5エリアが開業する(【発表リリース】)。



↑ Central Street(セントラルストリート)イメージ図
↑ Central Street(セントラルストリート)イメージ図

展開エリアJR東日本グループでは東京駅において「駅が都市を変える・都市が駅になる」という考え方のもと、「TOKYO STATION CITY」と命名して開発を進めている。これまで日本のセントラルステーションとしての利便性向上を目指し、「SouthCourt(サウスコート)」「NorthCourt(ノースコート)」「KeiyoStreet(京葉ストリート)」など、エキナカ施設のリニューアルを行ってきた。そして2012年10月、丸の内駅舎のグランドオープンにあわせて、改札内1階中央通路は今回発表されたように「Central Street(セントラルストリート)」として生まれ変わることになる。

「Central Street(セントラルストリート)」では、「ご縁の結び目でありたい」という「Link Japan」を念頭に、雑貨、弁当、スイーツから、お土産や贈答品とバラエティ豊かな店舗とともに、新たな駅のメインストリートとして来場客・利用客を迎えていく。

展開内容は次の通り。

(1)「駅」のセレクトゾーン
本格的なベーカリーから旅の1ページを彩る銘店弁当まで駅の幅広いニーズを意識した「食」を提案するとともに、情報発信性のあるトレンド雑貨、利便性を追及したコスメ・ドラッグなど、選りすぐりのアイテムが詰まった「トランク」のようなショップを展開する予定。

(2)駅弁専門店
日本全国の「駅弁」を専門的に取り扱う、東京駅の新しい名所がオープン。全国津々浦々の有名駅弁をはじめとして、店内の「ライブキッチン」で作ったできたてのあたたか駅弁など、さまざまな駅弁を提供。

(3)ギフトゾーン
お土産や贈答品としてだけではなく、自宅でも気軽に楽しめる銘菓やスイーツを、バラエティ豊かな店舗で取り揃えていく。

なお東京駅では【別途リリース(PDF)】にもある通り、2012年10月の「丸の内駅舎復原工事」完成に合わせ、多種多様な駅施設の稼働・新施設のオープン・各種イベントの展開が行われる。今回のCentral Street(セントラルストリート)の展開もその一環。利用する、あるいは近場に足を運んだ際には、日々変わりゆく東京駅の姿とその中身を堪能するのも良いだろう。


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