ファミリーマート、冷凍のままでも温めても持ち帰れる冷凍中食「フレッシュフローズン」を一部地域で展開

2012/04/24 06:40


フレッシュフローズン[ファミリーマート(8028)]は2012年4月23日、am/pmのノウハウを活用した冷凍中食「フレッシュフローズン」を、同年4月24日・5月1日に4種類ずつ計8種類、関東地方・山梨県・長野県・静岡県の一部ファミリーマート約3700店舗にて展開を始めると発表した。価格220円-498円(税込)。中食と冷凍食品の両方のメリットを兼ね備え、店舗レンジで温めた上で、あるいは冷凍のまま持ち帰ることができるのが特徴(【発表リリース】)。




↑ フレッシュフローズン(一部)
↑ フレッシュフローズン(一部)

今回展開を拡大する(※2年ほど前から一部店舗で試験販売が行われていた。【日本食糧新聞記事・2010年4月7日付記事】)冷凍中食「フレッシュフローズン」は、「冷凍のまま持ち帰る」ことも、「お店のレジで温めて持ち帰る」こともできる、冷凍食品と中食商品の両方のメリットを兼ね備えた商品。作りたての状態でマイナス40度まで急速冷凍して美味しさを閉じ込め、レンジで温めたときに作りたての美味しさを再現することができる。同社の説明によれば「普通の冷凍食品とは違い、手間ひまをかけて調理・盛付けを行うことで、細部にまでこだわった中食レベルの商品に仕上げました」とのこと。

具体的なラインアップとしては、冷凍中食の導入により、弾力ある麺の食感の再現、とろけるチーズの味わい、スパイスの香りや風味が活きた商品の開発が可能となったこともあり、まずはその特徴を活かした、弁当、パスタ、麺、ライスバーガーなど計8種類を発売する。

●4月24日発売
・スパイシージャンバラヤ
・トマトとモッツァレラチーズのスパゲティ
・ハッシュドビーフドリア
・ライスバーガー 焼肉ビビンバ風

●5月1日発売
・ライスバーガー やきにく
・ライスバーガー 豚マヨ生姜焼き
・ジャージャー麺
・ハヤシオムライス

なお、「フレッシュフローズン」は、主に冷凍リーチイン(冷凍した状態のまま商品を陳列する、ガラス付きの棚)売場で展開し冷凍での販売を行うが、希望があれば店内のレンジで温めてすぐに食べられる状態で持ち帰ることも可能。

冷凍中食の類はam/pmの特徴的な商品でもあっただけに、今回の本格的な「フレッシュフローズン」は色々な意味で感慨深いものがある。中食需要が高まりを見せる中、どこまでコンビニ利用客に受け入れられるのか、注意深く見守りたいところだ。


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