太陽光電池と塗装で省エネ化…JR東日本、平泉駅を「エコステ」モデル駅として工事着手
2012/05/09 06:35


↑ 平泉駅エコステ化完成イメージ
平泉駅は世界文化遺産に登録された「平泉」の玄関口であり、豊かな自然に囲まれた環境に配されている。このことを踏まえ、駅使用電力を自然エネルギーで賄う「ゼロエミッション」を目指した「エコステ」モデル駅として整備されることになった。具体的には、太陽光発電と蓄電池を組み合わせることにより、晴天日(1日の日照時間が可照時間の40%以上の日。平泉駅付近は年間170日程度)においては駅電力使用量をすべて賄い、二酸化炭素の排出をゼロにする「ゼロエミッションステーション」の実現を試みる。
導入が行われる設備は次の通り。
・省エネ
…ホームや駅事務所にLED照明を導入。
…遮熱塗装により駅舎の断熱性を向上。
・創エネ
…駅東側に太陽光発電(500平方メートル、78kW)と蓄電池(240kWh)を設置。
・エコ実感
…太陽光発電量などを表示するエコ情報表示盤を設置。
…ホームや駅事務所にLED照明を導入。
…遮熱塗装により駅舎の断熱性を向上。
・創エネ
…駅東側に太陽光発電(500平方メートル、78kW)と蓄電池(240kWh)を設置。
・エコ実感
…太陽光発電量などを表示するエコ情報表示盤を設置。

なおこの「エコステ」モデル駅の取り組みについては、中央本線四ツ谷駅がモデル駅として今年の3月から稼働済み、今後は京葉線海浜幕張駅や中央本線小淵沢駅への導入も検討するとのこと。
同駅の一日平均乗車人数は2010年度で411人。今件の導入で少しでも利用客が増えれば、一石二鳥となる。実働後の状況報告に期待したいところだ。
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