イオングループとローソン、エンタメ部門で協業・ミニストップにLoppi設置へ
2012/06/09 06:30


↑ Loppiイメージ
昨今の小売業界では集客・ブランド力向上・販売促進の切り口として、エンタテインメントコンテンツの活用に注目が集まっている。今回のイオン・ローソン両社の協業は、多種多様な事業業態を持つイオングループと、エンタメ分野で独自のノウハウ・強みを持つローソンとが手を結ぶことにより、魅力的なコンテンツの獲得やアピール先の顧客数の増加、さらにはお客の利便性の向上を目指していく。また日本だけでなくアジア地域への展開拡大も検討するとのこと。
具体的な施策として、現時点で挙げられているのは次の通り。
●共同キャンペーンの実施
年3回程度が目安。キャラクタを活用。第一弾は今夏予定だが、具体的内容は現時点では未公開。
●「Loppi」のミニストップ全店への設置
ミニストップ全店2133店(一部を除く)が対象。ローソンで展開している「Loppi」とほぼ同じサービスを提供(Ponta会員向けサービスなどローソン独自の機能は除く)
年3回程度が目安。キャラクタを活用。第一弾は今夏予定だが、具体的内容は現時点では未公開。
●「Loppi」のミニストップ全店への設置
ミニストップ全店2133店(一部を除く)が対象。ローソンで展開している「Loppi」とほぼ同じサービスを提供(Ponta会員向けサービスなどローソン独自の機能は除く)
コンビニの来店動機を積上げる目的で、特に若年層が注目を集めるエンタメ系コンテンツを巧みに使い、多種多様なキャンペーンを行う切り口は、昨今大手コンビニでよく行われている。特にローソンはエンタメ系の素材を使い定期的にキャンペーンをこなしており、ノウハウを蓄積している。
一方ローソンとイオングループとの間では以前【イオン・ローソン・ミニストップ3社がドラえもんの最新映画で共同キャンペーン展開】でも紹介したように、『映画 ドラえもん のび太と奇跡の島』をテーマにしたキャンペーンを実施し、好評を博した経験がある。今回の提携でさらに大規模なキャンペーンの展開も期待できる。
具体的にどのような素材が対象となるのか、そしていかなるキャンペーンが実施されるのか、注目したいところだ。
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