アマゾン、日本国内での「Kindle近日発売」を発表
2012/06/27 06:40
アマゾン ジャパンは2012年6月26日、同社が運営している通販サイト「Amazon.co.jp」内において、アマゾンが発売している電子書籍リーダーの「Kindle(キンドル)」が日本国内で近日発売されることを公知した。あわせて同サイト内で、発売開始を知らせる電子メールアドレスの登録を開始している。現時点ではそれ以上の情報は公開されていない(『Amazon.co.jpトップページ』)。
↑ Amazon.co.jpトップページにローテーション表示される広告の一つに「Kindle近日発売」の公知が
Kindle(キンドル)は、米アマゾンが製造・販売する電子書籍リーダー端末。2007年11月にアメリカで初代端末が発売され、2009年2月には第2世代、2009年6月にはより大型の9.7インチディスプレイを搭載した「Kindle DX」が発売された。さらに2010年8月には【日本語フォントに正式…対応米アマゾンで電子書籍リーダー・キンドルの新型登場。139ドルの廉価版も】でも伝えたように、日本語ファイルの表示などに対応した第3世代の端末が発売されている。 2011年11月に発売を開始した、初のカラー版「Kindle Fire」は昨年のアメリカ国内における年末商戦で大ヒット商品となり、タブレット機市場シェアをも大きく塗り替えている(【「米アンドロイドOSのタブレット端末の過半数はキンドルファイア」…猛烈なシェア拡大が明らかに】)。
↑ 米Androidタブレットシェア(comScore)(再録)
今回日本での発売が正式に決まったKindleが、どの機種なのか、価格はいくらになるのか、日本語対応の電子書籍はどれほど展開されるのか、通信体系は日本ではどのような仕組みになるのか(アメリカ版ではパソコンを経由せずに、携帯電話会社との契約をせずに、アマゾンのキンドル専用サイトなどへは無料で接続できる)、さらには【アマゾンのキンドルがようやく日本でも出る「かも」しれないということで、覚え書きを二つ】でも紹介した電子書籍個人出版の仕組みの日本展開まで含め、現時点では一切詳細は明らかにされていない。
具体的な話はそう遠くないうちに明らかになるはずだ。続報に期待したい。
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