賞味期限5年の非常食「コアラのマーチビスケット(保存缶)」7月24日から発売
2012/07/07 06:35



↑ コアラのマーチビスケット(保存缶)
『コアラのマーチビスケット(保存缶)』は、コアラのプリント絵柄が描かれたプレーンタイプのビスケット(通常の「コアラのマーチ」のようなチョコレートは入っていない)。震災時でも容易に食べられるよう3袋に分けられて梱包されている。賞味期限は5年(60か月)を想定、防災時の保存食としての利用が可能(【賞味期限が5年の「ミルクキャラメル」とビスケット「マリー」が非常食として今年も登場】で紹介した「ミルクキャラメル」や「マリー」、【5年保存可能なビスコ保存缶と3年のグリコ保存缶、2月14日から発売】のビスコも保存期間を5年間としている)。
また、保存缶の裏面には「災害用伝言ダイヤル」の「手引書」をプリント。「伝言ダイヤル」とは「171」を使い電話番号を暗証番号として、伝言を「被災者本人」と被災者の安否を気遣う人との間で交わすサービスだが、「いざ」という時にはつい使い方を忘れてしまうもの(【「こりゃ大変だ」本震後、何を使って連絡取ろうとした?】のデータでは、東日本大地震の際にほとんど使われなかったとの実態もある)。その「いざ」という時に用いるであろう保存食にプリントしておくことで、忘れずに利用することが可能となる。
なお今回発売される『コアラのマーチビスケット(保存缶)』はこの数年、毎年「防災の日」(9月1日)の一か月ほど前から発売を開始していた。しかし昨年3月の東日本大地震・震災を受け、【賞味期限5年の非常食「コアラのマーチビスケット(保存缶)」2月7日から発売】にもある通り、東日本大地震・震災後一年が経過するタイミングでも発売されている。今後は「半年単位のローテーション」の意味も合わせ、「防災の日」「東日本大地震・震災●周年」それぞれの機会に発売されると考えられる。
東日本大地震・震災で人々の保存食・長期保存食品へのニーズが高まりを見せている。今後はこれまで以上に多くの場所で、今商品を見かける機会を得られるに違いない。
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