人生もイラストみたいにシュールかな!? 「人生ゲーム」が大人向けカードゲームとして登場
2013/12/25 17:15
タカラトミーは2013年12月25日、同社の定番ボードゲーム「人生ゲーム」の要素をカードゲームにした、大人向けポケットサイズのカードゲーム「オトナの人生ゲーム カード」を同年12月27日から発売すると発表した。価格は950円(税抜)。2人から6人用。カード108枚、ミニルーレット1つ、説明書1冊付き(【発表リリース:人生ゲームのカード版「オトナの人生ゲーム カード」12月27日(金)発売!思わぬ災難や、どうしようもない過ち、妬み…だけど自分だけの小さな幸せみつけてハッピー!?】)。
↑ 「オトナの人生ゲーム カード」紹介公式動画。【直接リンクはこちら:大人のお遊戯「オトナの人生ゲームカード」PV】
「人生ゲーム」は1968年に発売を開始したタカラトミー定番のボードゲームで、人の一生をすごろくで再現したもの。「人生、山あり谷あり」のテレビCM用キャッチコピーにある通り、多様なイベントを経験しながらゴールを目指し順位を競い合うことになる。世の中の世相に合わせたイベントやルールを盛り込むことで、多彩なバージョンが発売されている。また比較的ルールが簡単で遊びやすいことから、多機種のゲーム機にも移植されている。
↑ 「オトナの人生ゲームカード」全容
今回登場する「オトナの人生ゲーム カード」は、従来のボードゲームの「人生ゲーム」を、カードゲームスタイルに仕立てたもの。これまでの大きな盤面やドル札はなく、ポケットサイズのカードタイプとして構成されているのが最大の特徴。友人との寄り集まりの時、オフィスのランチタイム、合コンなど、場所を選ばず楽しむことができる。
カードは「他人のブログを拝見 充実した休日が妬ましい」「アプリの恋愛シミュレーションゲームでやっと結婚」「友達のよりケーキが大きい気がする」など、大人だからこそ分かる、苦笑いできるコピーが用いられている。カードイラストはシュールな画風が人気の五月女ケイコ(そおとめ けいこ)氏を起用。昭和・平成を生き抜いてきたオトナの心に響くテイストに仕上がっている。
↑ 多種多様なカテゴリに区分された、さまざまなカード。イラストは異様にシュール
遊び方もシンプル。各プレーヤーが手札となるカードを5枚持ち、自分の順番がきたら場にカードを出し、スタートから就職、結婚と自分の人生をつなげていきく。それぞれのカードには金額が記載されており、最終的に誰かがゴールをした時点で、それらを合計した「所持金」が最も多い人が勝ちとなる。無論マルチプレイゲームならではの他プレイヤーとの駆け引きや、ルーレットの目次第による運の要素も多分に勝敗を左右する。
リリースには想定プレー時間が書かれておらず、どの位の時間があれば途中で打ち切らずに最後までプレーできるのかは不明。ただしカードが108枚と限られていることから、そう長い時間を有することはないはず。ボードゲームにしてもカードゲームにしても、複数人数が集まらないと楽しめないのが短所ではあるが、カードゲームならばボードゲームよりは機動性に長けている。
あとはどれだけルールが簡単で把握しやすいか、そして何よりも内容が面白いか(システム的な面、さらには各カードのイベントの内容がウィットに富んでいるか)が「遊べるゲーム」となるか否かにおけるカギとなる。「オトナの人生ゲーム カード」はその期待に応えるものだろうか。
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