ハンバーグや焼おにぎりも…ローソン、2012年版おでんの発売開始
2012/08/14 06:30
[ローソン(2651)]は2012年8月13日、同年8月14日から全国の同社店舗(ナチュラルローソン、ローソンストア100を除く)において、2012年版の「おでん」の発売を順次開始すると発表した。【公式ページにもある通り】地域ごとにメニューを組み替えて展開している(【発表リリース】)。
↑ おでん商品一例。左から「ヨード卵・光(90円)」「ジューシー煮込みハンバーグ(120円)」「焼おにぎり(五穀入り)(105円)」。価格はすべて税込。
今年のローソンのおでんの「だし」には、昨年の3倍のまきでいぶした香りに優れた焼津産のかつお節と、遠赤外線製法でじっくり加熱した利尻昆布と日高昆布の2種類の昆布を使用。香りと旨みが濃厚なつゆに仕上げている。おでんの中では人気の高い「玉子」では、ローソンのおでん用に特別に開発された白い殻の「ヨード卵・光」を使用。深いコクのある黄身と、プリッとした食感の白身が特徴とのこと。なおコンビニエンスストアで白い殻の「ヨード卵・光」をおでんの玉子に使用するのは初めてであるとローソン側ではコメントしている。
また新しい具材として「ジューシー煮込みハンバーグ」と「焼おにぎり(五穀入り)」を投入する。「ジューシー煮込みハンバーグ」では、つゆの中でも旨みが逃げないよう、肉をよく練り上げている。「トマトのソース」をかけると洋風としても楽しめるという。一方「焼おにぎり(五穀入り)」には五穀(大麦・きび・黒米・あわ・アマランサス)を使用しており、おにぎりをほぐすことでお茶漬け風にしても楽しめる。
他にも公式サイトを見ると「さぬきうどん」「ジューシーウインナー」「ローソンファーム大根」、さらには地域毎のメニューが確認できる。例えば関東なら「すじ」「つみれ」「ちくわぶ」が用意されるとのこと。
↑ 近畿の一例。豚ガツ串、三色串、野焼ちくわ、つみれの姿が。
実際にはこの区分に加え、店舗によって品揃えが変わる。行きつけの店舗のレパートリーをチェックするのが得策といえる。
ローソン側ではこの時期におでんメニューの展開を始めることについて、「夏の暑さは8月上旬にピークをむかえ、お盆を過ぎると気温は徐々に下がり始めます。前日よりも気温が下がると体感温度も低下し、温かい物を食べたくなると言われています」「朝夕が涼しくなるこの時期から“おでん”の販売を開始し、お客様のニーズにあわせた、おいしさと新しさのある商品をご提案いたします」と説明している。地域によっては今なお厳しい残暑が続いているが、中華まんと共にそろそろおでんの展開時期だということを実感しながら、新しいメニューの味わいを堪能するのも乙なものかもしれない。
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