ご飯を詰めて持ち運び・スティックのりのような「スマート飯(はん)」発売
2012/08/28 06:55


↑ スマート飯(右)と利用シーン(左)
今回発表された「スマート飯」は、作る・食べる・そして持ち運びまで“スマート”で、目新しさとともに機能面にもこだわった、実用的“ランチウェア”。タカラトミーアーツでは玩具メーカーとして「今までにない新しさや、面白さのあるお弁当グッズが作れないか」との発想を元に「おもしろお弁当シリーズ」という概念でのシリーズ展開を起草。その第一弾「スマート飯」は従来のお弁当箱の概念を覆すような新しくておもしろい、そして食べやすい」ランチウェアとして開発された。
本商品は本体下部についている「ジョブハンドル」を回すことにより「スティックのり」のように、中に詰めたご飯を繰り出せる仕組み。筒状の本体は縦半分に開ける仕様になっており、開いてご飯とフリカケなどの具材を詰めて閉じ、上下に「キャップ」と「押し出しユニット」をセット。ご飯を入れて“握らない”で詰めるだけなので、誰でも簡単に約1分で完成する。食べる際は「キャップ」を外し、「ジョブハンドル」を回して好きな分量だけ繰り出して食べることができる。

↑ スペシャルサイトでのイメージ
本体内部の表面には小さなでこぼこをいくつも付け、ご飯を付着しにくくしたりと細部にもこだわりを見せる。ラップなども必要ないので経済的、そして、すべてのパーツを分解して丸洗いが可能なため衛生的。キャップの上部に付属している「シークレットキャップ」を外すと、ご飯のお供である佃煮などのおかずをいれることができたり、本体側面に付属している「連結パーツ」により本体を複数、連結することも可能となる。

↑ 本体内側にでこぼこが多数あり、ご飯が付着しにくい仕組みとなっている
上手にご飯を食べられない小さな子供にも食べやすく、持ち運びやすい仕様のため、今後はキャラクター商品の発売も予定しているとのこと。
「スマート飯(はん)」商品名やリリースの文言から察するに、多分に「スマートフォン」をなぞらえた「新時代のおにぎりツール」を目指しているものと考えられる。形状的には小型の手巻き寿司+収納ケースに近い形で、ご飯や具の実装も手巻き寿司を創るのに似た要領で出来る。
問題はどこまで「スティックのり」のようにご飯が気軽に出てくるかだが、こればかりは実際に試してみないと分からない。発売日以降の購入者による実践レポートを待ちたいところだ。
(C)T-ARTS
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