大人の超合金第五弾は「南極観測船 宗谷」、2013年1月25日に「出航」

2012/09/20 06:50


大人の超合金 南極観測船 宗谷(第一次南極観測隊仕様)バンダイは2012年9月19日、同社の「大人の超合金」シリーズ第5弾として、『大人の超合金 南極観測船 宗谷(第一次南極観測隊仕様)』を2013年1月25日に発売すると発表した。価格4万9350円(税込)。「南極観測船 宗谷」の1/250スケールモデルで、サイズは335×60×115ミリ、本体用として単三電池2本・ディプレイスタンド用として単三電池6本あるいはACアダプタ経由での電源供給(【発表リリース】)。



↑ 大人の超合金 南極観測船 宗谷ディスプレイイメージ
↑ 大人の超合金 南極観測船 宗谷ディスプレイイメージ


↑ 大人の超合金 南極観測船 宗谷(第一次南極観測隊仕様)紹介用公式映像
↑ 大人の超合金 南極観測船 宗谷(第一次南極観測隊仕様)紹介用公式映像。【直接リンクはこちら】

「超合金」とは1974年から展開しているバンダイを代表する玩具のブランド。ダイキャスト(亜鉛合金)をメイン素材とし、これまでに「マジンガーZ」をはじめとするロボット玩具などを数多く商品化してきた。「大人の超合金」シリーズは「超合金」でつちかった技術を利用して、実在する造形物をリアルに再現した塗装済み完成品モデルを提供していこうというもの。2010年3月に第1弾『アポロ11号&サターンV型ロケット』、2010年12月に『スペースシャトル エンデバー号』、2011年6月に『小惑星探査機はやぶさ』、2012年2月には『新幹線0系』を商品化し、その品質の高さから大きな反響を集めている。

今回はそれらに続く第5弾として、昭和32年に日本の観測船として初めて南極大陸に接岸・上陸を果たした「南極観測船 宗谷(第一次南極観測隊仕様)」が登場する。当時の設計図や写真・映像を基に検証を重ね、昭和32年に同船が南極に接岸した際の情景を1/250のスケールで徹底的に再現した。数々の苦難を乗り越え南極観測を大成功させ、当時の日本に大きな勇気と感動をもたらした「宗谷」。戦後日本の復興の象徴とも言える“奇跡”の船とも言われているが、その「宗谷」が南極大陸に接岸した際の情景が、本商品でよみがえることになる。

今商品では全体のディテールはもちろんのこと、格納ハッチの開閉やクレーンや舵の可動の再現にもこだわりを見せている。乗船していた隊員や犬、セスナや雪上車など、さまざまなミニチュアも付属し、情景を演出する。

↑ 海面プレートや氷海プレートなど、情景を再現するオプションで、さまざまな「ワンシーン」が作り出せる
↑ 海面プレートや氷海プレートなど、情景を再現するオプションで、さまざまな「ワンシーン」が作り出せる

↑ 航行中に「宗谷」が経験した62度の船体の傾きも再現可能
↑ 航行中に「宗谷」が経験した62度の船体の傾きも再現可能

↑ 情景を形作るフィギュアの数々
↑ 情景を形作るフィギュアの数々

なお今件商品に関し、2013年1月31日までに商品資料を請求した人に、無料で「宗谷」の歴史と商品の仕様を紹介する映像DVDがプレゼントされる。詳細は【公式サイト】を参照のこと。

結構なお値段なのでお気軽に、というわけにはいかないが、リアルな造形を心行くまで堪能したい人には気になるアイテムに違いはあるまい。



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