秋田新幹線のE6系列車、「スーパーこまち」と命名
2012/11/07 06:30
【JR東日本(9020)】は2012年11月6日、2013年3月から秋田新幹線の東京-秋田間において、新型高速新幹線車両(E6系)による最高速度・時速300キロでの営業運転を開始するが、この高速運転を行う列車の列車名が「スーパーこまち」に決定したと発表した。またE6系の運転本数や車両シンボルマークも合わせて発表している(【発表リリース】)。
↑ E5系とE6系の併結。【直接リンクはこちら】
↑ E6系シンボルマークと掲載場所
今回名前などが決まった列車は、2013年3月から東北・秋田新幹線に4編成が投入され、東京-秋田間で4往復運転が成されるもの(E6系車両そのものは2014年春までに24編成の導入が予定されている)。最高速度・時速300キロで運転を行うことにより、東京-秋田間の到達時分(下り列車)は最速3時間45分となり、現行より5分短縮される。
命名された「スーパーこまち」という名前について、リリースそのものでは言及がないものの、一部報道ではJR東日本・冨田哲郎社長の言として「現行の列車『こまち』に高速性の意味合いを込めて」と解説されている。またシンボルマークについては「秋田地方出身とされる小野小町をイメージしたシルエットと時速320キロの風を赤のウェーブで、現在から未来へのつながりをシルバーのループで表現」している(2013年度末からは時速320キロで運転予定)。
なお料金設定だが、例えば東京-秋田間の場合、特急料金・大人片道・普通車指定席・通常期においては、現状の「こまち」との差を500円つけて、1万7310円と設定するとのこと。
赤着色は風をイメージしているとのことだが、全体像を見るとむしろ同地域の「なまはげ」やクリスマスをほうふつさせる。高速なのはもちろんのこと、非常によく目立つ列車として注目と人気を集めそうだ。
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