復興記念金貨・銀貨図柄、第四次が決定

2012/11/22 06:40


一万円金貨財務省は2012年11月16日、2015年度に発行する「東日本大震災復興事業記念貨幣」のうち、第四次発行分の貨幣(一万円プレミアム型金貨幣、千円プレミアム型銀貨幣)の図柄を最終決定し、色つきの図版を発表した。先に【「復興国債」記念金貨・銀貨の公募デザイン決定】でも伝えた入選デザインに修正が施された上で採用されている(【発表リリース】)。



↑ 第四次発行分の一万円金貨(左)と千円銀貨(右)の表面
↑ 第四次発行分の一万円金貨(左)と千円銀貨(右)の表面

↑ 第四次発行分の一万円金貨(左)と千円銀貨(右)の共通面(年銘のある方なので裏面)
↑ 第四次発行分の一万円金貨(左)と千円銀貨(右)の共通面(年銘のある方なので裏面)

「東日本大震災復興事業記念貨幣」は集中復興期間の最終年度である2015年度中に4回発行される予定。個人向け復興応援国債の発行の日(2012年3月から四半期ごと)から3年目に当たる利払日を基準日として、基準日に該当国債について100万円以上残高を保有している人に、1000万円につき金貨1枚・100万円につき銀貨1枚が贈呈される(口座を分散していても合算はされないので注意を要する)。

今件「東日本大震災復興事業記念貨幣」は、第一次発行分については造幣局側デザインによるものが選定され、第二次から第四次は公募によってデザイン原案が選ばれていた。

↑ 入選作(個別面。反対面は共通の「奇跡の一本松」とハトの図柄)
↑ デザイン入選作(再録)

今回発表された正式デザインでは、色合いや構成パーツの細かな配置変更など、細かな違いが見受けられる(例えば一万円金貨の場合、周囲に舞う葉の配置など)。

ちなみにこれらの「東日本大震災復興事業記念貨幣」そのものは基本的に今件復興応援国債購入者への贈呈品として製造されるものだが、一部が造幣局から抽選販売される予定とも言及されている。

「東日本大震災復興事業記念貨幣」や「復興応援国債」に興味がある人は、記念貨幣については【財務省の専用ページ】【造幣局の専用ページ】、復興応援国債については【財務省の専用ページ】を参照してほしい。



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