病院の名付け親に100万円…長崎の新病院で名前公募中
2012/11/23 12:00

長崎県の長崎市立病院機構は2012年11月19日、同機構が2014年2月に開院する新市立病院について、名称を募集していた件で、最優秀賞(グッドネーミング賞)に賞金100万円が贈られることとなった。同年11月1日から名称公募は行われていたが、公募のアピールを促進するようにとの意図で匿名による寄付があったため、賞金が設定されることとなった(
【発表リリース】)。

↑ 今件を伝える報道映像(公式)。【直接リンクはこちら】

↑ 応募パンフレット
「長崎市立市民病院および長崎市立病院成人病センタ-」は今年4月から「地方独立行政法人長崎市立病院機構」として再出発した上で、建屋をリニューアル。それに合わせ建設されている新病院は2014年2月には1期棟が開院し、診療を開始する。これを機会に、新市立病院にふさわしい医学の進歩に対応した夢と親しみの持てる新病院名を公募していた。

11月1日から公募は行われていたが、大々的に公募を行い、新しい病院をより良くしてほしいと篤志家からの寄付があり、結果として最優秀作1名に100万円、機構賞として3名に5万1300円(病床数513床にちなんだ額)が贈呈されることとなった。応募期間は2012年12月31日まで。個人は1点、団体・グループは5点以内で応募可能。
【応募用ページ】からの入力や、ファックス、官製はがき、各協力機関が設置する応募箱でも受け付けする。詳細はリリースを参照のこと。応募資格には特に言及は無く、県外在住者でも応募が出来る。各種選考の上、2013年7月頃に各賞・病院名が発表される。
報道によれば賞金を設定してから3日間で2000件を超える応募があったとのこと。関係者は「親しみやすく、従来にない斬新な名前にしたい。後世に残っていく病院にしたく、それにちなんだ名前をつけたい」と言及している。応募する人はこの事を留意しておくとよいだろう。
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