山手線に懐かしいウグイス色ラッピング列車登場
2012/12/20 14:00


↑ E231系のラッピングトレインイメージ

↑ 103系通勤型電車の走行情景。全体をウグイス色で染めている。【直接リンクはこちら】
現在山手線を走行しているE231系電車には車体のラインカラーに緑色(ウグイス色)が配されているが、これは以前使われていた103系通勤型電車の色を踏襲したもの。今回のラッピングトレイン化は、この「ウグイス色電車」の登場が1963年であり、2013年に50周年を迎えることを記念して行われる(ちなみにそれ以前はカナリア色(黄色)が用いられていた)。
イラストにもある通り、車両の側面にはウグイス色がラッピングされ、先頭部分には「50th」の文字を配した王冠印のヘッドマークが貼りつけられる。そして車両内部では車内つり革のアドストラップを使い、山手線の歴史などを掲載していく。なおラッピングトレインの対象となるのは、1編成11両のみ。
また今回の「みどりの山手線ラッピングトレイン」運行に合わせ、この編成を貸切にした記念旅行商品「みどりの山手線50周年記念号の旅」が発売される。旅行期間は2013年1月19日で、販売開始は2012年12月20日14時。代金は大人3900円・子供3600円(申し込みは2名から。1回で4名までの申し込み)。先着500名。ICカードケースやクリアファイルなどの限定品が記念品として贈呈される。
山手線で常時運行されている列車編成数は20を超えている。今回のラッピングトレインはそのうち1編成のみなので、該当列車に出会うのは結構な運が求められる。とはいえ、通勤・通学で毎日利用していれば、ほどなく遭遇・乗車する機会が得られるはずだ。特に山手線で運用当時の103系を利用していた人には、懐かしみを覚えるに違いない。
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