松屋の「焼き牛めし」全国発売へ
2013/01/22 10:30
【松屋フーズ(9887)】が運営する牛飯・カレー・定食店「松屋」は2013年1月21日、同年1月24日15時から「焼き牛めし」を全国同社店舗で販売すると発表した。価格は並盛380円、大盛480円(いずれも税込)。【牛丼御三家の2012年10月分営業成績をグラフ化してみる】などでも伝えているように、すでに一部店舗では先行発売されていたメニューの全国展開となる(【発表リリース:焼き牛めし」販売のお知らせ】)。
↑ 焼き牛めしポスター
「焼き牛めし」は、肉汁豊富で柔らかな牛肉を鉄板で焼き上げ、旨辛のタレを絡めた食欲をそそる一品。牛丼店舗の新興勢力「東京チカラめし」の主力メニューである「焼き牛丼」の盛況ぶりに呼応する形で生じたムーブメント「焼き系牛丼ラッシュ」の一事例でもある。リリースにもある通り先行発売という形で一部店舗にて提供されており、さらに【松屋の「厚切り焼き牛めし」、「牛カルビ丼」にクラスチェンジ】で触れた通り「タレ」の変更が行われ、味わいに手が加えられている。
牛丼御三家(松屋以外に吉野家、すき家)では「焼き系牛丼」の展開でメニューのバリエーションの積み上げと客単価の向上を模索しており、実際その効果が少なからず出ているのも事実。今回「焼き牛めし」が正式発売となり、全国店舗で展開することにより、同社の業績にどのような形で貢献することになるのか、気になるところだ。
なおこれに合わせる形で、同様に地域限定にて展開していた「牛カルビ丼」は、同年1月24日15時で販売を終了することになる。
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