賞味期限は2年間・森永製菓から防災備蓄用の缶入りチョコレート発売

2013/01/30 06:30


ベイク缶 溶けないチョコレート【森永製菓(2201)】は2013年1月29日、2年間保存が可能な缶入りタイプのチョコレート「ベイク缶 溶けないチョコレート」を同年2月5日から発売すると発表した。80グラム入り。価格は525円(税込)。同年3月末までの期間限定発売(【発表リリース】)。



↑ ベイク缶 溶けないチョコレート
↑ ベイク缶 溶けないチョコレート

今件商品のベースとなる「ベイク[ショコラ]」は「外はパリッと香ばしいチョコ」「中はしっとりほろ苦いチョコ」と、2種類の食感を併せ持った準チョコレート。チョコレートを焼きあげることにより、美味しさをアップさせると共に溶けにくい特性を持つ。

「ベイク缶 溶けないチョコレート」では非常時保存食に対応させる(金属製の缶を使用しているため密閉性が高く、脱酸素剤(エージレス)を入れて酸化を防いでいる)ことで、2年間の保存が可能となった。中身は通常版の「ベイク[ショコラ]」と同品質。

缶側面表示
缶側面表示。非常持ち出し品・備蓄品表を記載
チョコレート菓子を専用缶に収めて長期保存可能とし、防災備蓄用とする考え方だが、食料の調達が難しくなる災害直後に、体の維持に必要なエネルギー源の一つとしてのラインアップとしてはさまざまな点で適用性が高い。「体積当たりの栄養素が高い(効率的)、高い栄養価を有している」「調理せずにすぐに食べられる」「子供や高齢者でも容易に食せる」「食事面でのストレス解消になる(QOLの改善・維持)」など、数多くのメリットを挙げることができる。

森永製菓では2007年以降毎年8月に長期保存可能なマリー缶とキャラメル缶を発売している。今回は発売タイミングこそ異なるが、「長期保存可能・防災備蓄用缶菓子」に新たな種類が加わったことになる。出来れば今年の8月、マリー缶・キャラメル缶に合わせる形で再発売を行い、防災備蓄品のローテーションがしやすくなるような配慮を願いたいものだ。


■関連記事:
【保存食にいかが? 老舗ブランド「メリーチョコ」の保存食用チョコレート】



スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー