中小企業庁と初のコラボ・ファミリーマートが『下請かけこみ寺』の連絡先入りパッケージ「マヨったらおむすび」発売

2013/02/08 14:45


マヨったらおむすびファミリーマートは2013年2月7日、中小企業庁と連携し、『下請かけこみ寺』の連絡先をパッケージに印刷したおむすび「マヨったらおむすび」(価格110円、税込)を、同年2月12日から東海地方(愛知県、岐阜県、三重県、一部を除く静岡県)、北陸地方(富山県、石川県、福井県)、関西地方(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)の同社店舗で販売すると発表した。中小企業庁がコンビニと連携した公知宣伝を行うのは、今回がはじめてとなる(【発表リリース】)。



↑ マヨったらおむすび
↑ マヨったらおむすび

『下請かけこみ寺』は、中小企業の取引に関するさまざまな悩みに対応するための、中小企業庁委託事業による無料相談窓口。詳細は【下請かけこみ寺(日本商工会議所)】【全取協会ホームページ・下請かけこみ寺事業】などに記載されているが、下請け取引の適正化を促進することを目的とし、国が全国48か所に設置している。

今回は実際に手にとる機会のある“おむすび”のパッケージに、下請かけこみ寺の連絡先をデザインすることで、宣伝公知を強化し、気軽に連絡してもらえるような工夫を凝らした。また、具材は「たらこ」と「マヨネーズ」を合わせ、『迷ったら……』という意味も掛けて、商品名を「マヨったらおむすび」と名付け、目を引くネーミングにしている。おむすびそのものとしては粒感のあるたらこと、コクのあるマヨネーズを別々にトッピングし、W具材おむすびの製法で仕立てており、通常の同社おにぎりと何ら変わるところは無い美味しさを見せる。なお海苔の巻き方は、既に巻いてある“直巻”タイプ。

今商品は宣伝内容に合わせるため、中小企業の所在数が比較的多い大阪府や愛知県を含む、東海・北陸地方と関西地方限定にて発売する。

「マヨったら」という言い回しは多様な応用が利きそうな気がするが、ともあれ必要になりそうな状況にあるにも関わらず、今件機関の存在すら知らなかった人、知っていても詳しい内容まで覚えておらず連絡するのに躊躇していた人の目に触れ、有効に活用されることを願いたいものだ。もちろん相談案件そのものが無く、ネーミングに微笑しながら美味しくいただくのが一番であることは言うまでもない。



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