カゴメが「東京マラソン2013」でトマト3万6000個をランナーに提供
2013/02/09 21:00
カゴメは2013年2月7日、同年2月24日に開催される「東京マラソン2013」に初協賛すると共に、同マラソンに「東京マラソン2013公認トマト」を3万6000個提供すると発表した。スタート前やゴールイン後、給食所などで提供されることになる(【発表リリース】)。
↑ 提供される「高リコピントマト」(左)と「ちいさなももこ」(右)
トマトには、クエン酸やアミノ酸類などの疲労軽減に良いとされる栄養素が含まれているだけではなく、トマトに含まれる「リコピン」には、運動などによっても溜まりやすい活性酸素を消去する効果のあることが、カゴメ総合研究所の研究により明らかになっている。その効用を活用する形で、今回、東京マラソンでは初めての公認トマトとして、カゴメの生鮮トマト2種類「高リコピントマト」「ちいさなももこ」が、ランナー3万6千人に、3万6千個提供(スタート前、フィニッシュ後、給食所4か所の計6か所にて)されることになる。
『東京マラソン2013公認トマト』となった2種類のトマトは、カゴメが独自に開発したこだわりの品種で、全国のスーパーなどでも販売している商品。「高リコピントマト」(配布個数4000個)は、厳しいリコピン値検査のもと選び抜かれたリコピン含有量が約1.5倍(同社生鮮トマト比)の中までしっかり赤いトマト。一方「ちいさなももこ」(配布数3万2000個)は、小ぶりサイズで皮が柔らかいため、走りながらでも効率的に摂取ができる。実際に、マラソン時にトマトの給食を受けたことがあるランナーからは「水分補給、栄養補給の実感が得られる」と好評で、“マラソン時のトマト摂取”がランナーの新定番として期待されている。
カゴメでは今回の東京マラソン2013だけでなく、2013年2月21日-23日に東京ビッグサイトにて開催される「東京マラソンEXPO 2013」への出展も予定しており、一連のイベントを通じ、トマトの新しい価値として「トマト」と「運動」の結び合わせを提案していくとしている。
半年ほど前にもカゴメでは「運動中や運動前にトマトジュースを摂取することで疲労軽減が期待できる」との報告書を発している(【運動前又は中間のトマトジュース摂取で疲労軽減が期待!―カゴメ、鈴鹿医療科学大学との共同研究―】)。今回のマラソンへの協賛とトマト提供もまた、トマトの効用を世間一般に公知する良い機会となるのだろう。
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