70号でロボット完成…デアゴスティーニから週刊「ロビ」登場

2013/02/19 20:45


ロビデアゴスティーニ・ジャパンは2013年1月22日、毎号付属のパーツを組み立てると、愛くるしい動きや会話を楽しめるロボットが完成するマガジン「週刊『ロビ』」を、同年2月19日から全国書店及び同社ウェブサイトで発売すると発表した。創刊号790円、第2号以降1990円(税込)。A4変型判オールカラー15ページ、毎週火曜日発売。70号完結(【特設ページ】)。





↑ 「ロビ」を紹介する公式動画。下は家族内で完成した「ロビ」を楽しむ図。
↑ 「ロビ」を紹介する公式動画。下は家族内で完成した「ロビ」を楽しむ図。【直接リンクはこちら】

「ロビ」は、東京大学先端科学技術センター人間支援工学分野との共同開発によって、より自然なコミュニケーションを可能にしたロボット。単調になりがちな音声認識による会話などを、独自のコミュニケーションシナリオを用いることで人間らしい自然な会話を実現している。また、声は合成音声ではなく声優を起用することで、より感情を伴った会話をすることができる(ロビの声は大谷育江嬢が担当)。完成時におけるスペックは、身長34センチ・横幅16センチ・奥行12センチ・体重1キロ。

↑ 週刊「ロビ」創刊号表紙
↑ 週刊「ロビ」創刊号表紙

スマートなデザインに加え、愛らしい“動き”と“会話”を通して心を和ませてくれるのもポイント。約200の言葉を理解し、日常でのさまざまなシチュエーションで会話を楽しむことができる上に、ダンスや歌、タイマー、リモコンといった機能やアクティビティも搭載。未来型ロボットともいえるこの「ロビ」は、本誌付属のプラスドライバー1本で組み立てる事ができるので、初心者の方でも安心して組み立てられるとの話。

「ロビ」のデザイン・設計を手掛けたのは、パナソニック「エボルタくん」や「クロイノ」「ロピッド」など2足歩行型ロボットの設計・開発で知られる、ロボットクリエイター・高橋智隆氏。「ロビ」は高橋氏が本シリーズのためだけにデザイン・設計した完全オリジナルのロボットとなる。高橋氏が手がけるロボットの特徴である「大きな瞳」は、コミュニケーションの最重要ポイントであるアイコンタクトがしやすいようにデザインされている。

↑ 「大きな瞳」が特徴の「ロビ」
↑ 「大きな瞳」が特徴の「ロビ」

同梱されるマガジンは「ロビのロボット見聞録」「ロボット・クリエーターのツボ」「ロボットスター・ファイル」「ロボティクス・ワールド」「組み立てガイド」の5つの章で構成。「ロビ」の組み立てに直接アドバイス・サポートをするだけでなく、さまざまな視点から「ロビ」、そしてロボット関連の情報を習得し、知識を深め、工作過程が楽しくなるような配慮が施してある。

↑ ロビのロボット見聞録
↑ ロビのロボット見聞録

↑ ロボットスター・ファイル
↑ ロボットスター・ファイル

今件「ロビ」はデアゴスティーニのシリーズものの中でも「単発でそれなりに完結しているタイプ」では無く、「全号揃えて初めて完成するタイプ」。完成までには相当な根気が必要となる。それだけに、完成した時の喜びは、何物にも代えがたいものがあるに違いない。



スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー