スマートフォンをかざして意志疎通するおもちゃ「おねだりわんこ」バンダイから登場

2013/02/28 06:55


おねだりわんこバンダイは2013年2月26日、専用の無料アプリケーション(アプリ)をダウンロードしたスマートフォンをかざすと、画面上で生きているように動いたり会話をする、手のひらサイズのおもちゃ「おねだりわんこ」を同年3月30日から玩具売り場・玩具専門店・ネット通販などで発売すると発表した。全40種類で価格は各500円(税込)。サイズは55×50×50ミリ、重量は25グラム。アプリの対応OSはiOS5.0以上、Android2.2以上。同年3月中旬からセブン-イレブンの一部店舗で、40種類中8種類が先行発売される(【発表リリース、PDF】【おねだりわんこ公式サイト】)。




↑ 「おねだりわんこ」の遊び方説明動画(公式)。
↑ 「おねだりわんこ」の遊び方説明動画(公式)。【直接リンクはこちら】

↑ おねだりわんこ(セブンイレブンで先行発売される8種類)
↑ おねだりわんこ(セブンイレブンで先行発売される8種類)

本商品はバンダイが公式サイトで配信している無料アプリ「おねだりわんこ」に登場する性格の異なる愛らしい「わんこ」40種類をフィギュア化したもの。スマートフォンをフィギュアにかざすと、「わんこ」の表情が画面に表示され、フィギュアに重なって動きだす。

また、それぞれの「わんこ」の性格に合わせたセリフが画面上に表示され、さまざまなおねだりをしてくるが、そのおねだりに応えて画面上で「わんこ」と会話をしたり、なでたり、着せ替えをしたりしてリアクションを楽しむことができる。その他、商品のパッケージにスマートフォンをかざすと「か(飼・買)ってほしい」とおねだりする姿が見られるなど、商品とアプリを連動させた楽しい仕掛けが用意されている。

↑ パッケージに収められた状態でアプリをかざすと「かってほしい」とおねだりする姿が。反応も種類によって多種多様
↑ パッケージに収められた状態でアプリをかざすと「かってほしい」とおねだりする姿が。反応も種類によって多種多様

また、2匹以上(最大4匹)並べて画面に映すと、「わんこ」同士で会話する様子が見られたりするなど、集める楽しさも用意されている。

↑ 2匹以上を同時にアプリで映すと、会話をする様子も
↑ 2匹以上を同時にアプリで映すと、会話をする様子も

「おねだり」ではフィギュアにスマートフォンをかざすと、画面上で「わんこ」が表情を変えながら、「おはなししてほしい」「なでてほしい」「着せ替えてほしい」など、さまざまなリアクションを求めてくる。この「おねだり」に応じると「おねだりポイント」がもらえる。そしてポイントを使って「えさ」や「着せ替えアイテム」などを手に入れることができると共に、徐々に「親密度」がアップし、それに従って会話の内容が変わるなど、遊びの幅が広がっていく。また、単語をあらかじめ登録しておくと、その単語を使ってさまざまな会話をすることもある。

「わんこ」の種類は全部40種類だが、「ふつうのわんこ」「LOVEわんこ」「スクールわんこ」など10カテゴリに分類されている。そして同じカテゴリに属する4種類をすべてそろえると、特別なセリフを話したり、着せ替え用の珍しいアイテムを入手できる。

↑ おねだりわんこ(全40種類)
↑ おねだりわんこ(全40種類)

今件商品はフィギュアの造型などをトリガーとし、スマートフォンのアプリを用いたAR(Augmented Reality(拡張現実・強化現実))と連動させて楽しむという、アプリ連動を前提とした子犬の置物と表現できる。眺めて楽しむシンプルな子犬の置物から、アプリを用いることでインタラクティブな遊びが堪能できるアイテムへの飛躍を果たすことになる。商品の主ターゲットは「20代-30 代男女」とリリースでは説明されているが、この世代はまさにスマートフォン所有率が高い層に他ならない。購入後だけでなく、店頭展示の時点ですでに「スマートフォン所有が前提」の玩具としても、注目したいシリーズといえよう。


(c)BANDAI 2013 (c)蛙男商会/DLE



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