帝国ホテルをレゴで再現…レゴブロックの建築シリーズ「レゴ アーキテクチャー」から「帝国ホテル」登場
2013/03/01 10:45
レゴジャパンは2013年2月28日、建築家のアダム・リード・タッカー氏が同社と共同開発し、日本では2010年から展開されている、建築に焦点を当てたレゴシリーズ「レゴ アーキテクチャー」から、帝国ホテル旧本館のメインエントランスのモデル「21017 帝国ホテル」を同年3月15日より発売すると発表した。ピース数1188、価格は1万4700円(税込)、12歳以上対象。流通限定商品。同梱されているブックレットは英語版・日本語版はウェブからダウンロードする(発表リリース)。
↑ レゴ アーキテクチャー・21017 帝国ホテル
「レゴ アーキテクチャー」とは建築物だけにスポットライトを当てたシリーズ。2008年より、建築家でありレゴのファンでもあるアダム・リード・タッカー氏がレゴ社と共同開発し、テスト的にアメリカで販売を開始。その後日本では2010年に本格導入されている。これまでにも数多くの建築物がレゴブロックで表現され製品化されているが、日本の建造物が同シリーズに登場するのは、今回の「帝国ホテル」が初めてとなる。
↑ 真正面から見た様子(下に敷かれているのは演出用の図面)
「帝国ホテル 旧本館」は著名アメリカ人建築家であるフランク・ロイド・ライト氏によって設計され、1923年に完成した建造物。当時は日本最大規模のヨーロッパスタイルのホテルであり、近代国家日本を印象づける、アイコン的建造物としての立ち位置も有した。奇しくも開業同日に起こった関東大震災にも耐え、東京の最も有名なランドマークとして華やかな歴史を歩み、1968年に建て替えのための取り壊されるまでの間、その威厳を示し続けていた。なお象徴的な玄関部分は愛知県の博物館明治村に移築されている。
今商品は流通限定品のため、レゴブランドストア『LEGO clickbrick』やインテリアショップでの販売となる。一般のおもちゃ屋をはじめとした、普段レゴを購入するルートでは入手は難しいかもしれない。威厳ある造形を楽しみたい人は、しかるべきルートで探してほしい。
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