アマゾン、家庭菜園から専業までをカバーする「農業ストア」をオープン
2013/03/20 20:00
アマゾン ジャパンは2013年3月19日、同日から同社が運営するAmazon.co.jp(以下Amazon)において、『農業ストア』をオープンしたと発表した。現時点で品揃えは1万点以上。また2009年にオープンしている『ガーデニングストア』も9万7000点以上の品ぞろえで同日リニューアルオープンした(発表リリース)。
↑ Amazon.co.jpの農業ストア
今回新登場した「農業ストア」は、近年、食の安全や地産地消への関心が高まり、農業や家庭菜園への注目度が増していることを受け、今春から作物の栽培を始めたい初心者のAmaozn利用客をはじめ、事業として農業を行う人を含め、幅広く農業に関心・関わり合いのある人の需要に対応したストア。現在のところ1万点以上の品揃えを提供している。また、本ストアではカテゴリー検索やキーワード検索に加え、「畑を耕す」「植物を植える」「土を肥やす」などの作業シーンやブランドからも商品を検索することが可能となっており、具体的にどのような用品を使えばよいのか分からない人にも、品定めが容易にできる工夫が凝らしてある。
↑ 主要6作業別に、必要とされる商品がまとめられている
当然のことながら、他のAmazon内ストア同様に、特定のテーマに絞った特集(現在は耕うん機特集)や有力ブランドでの組み分け、内部カテゴリのリアルタイムベストセラーなども用意されている。
インターネットによるネットショッピングと農業という、一見すると相容れないもの同士の融合によるサイトだが、実際に内容をチェックするとかなりの便利さを覚えることができる。特に個人、世帯単位で家庭菜園をする人にとっては、特定の商品を探している際に「このような道具もあったのか」という「気づき」を提供するAmazonのサービス(例えば「よく一緒に購入されている商品」「この商品を買った人はこんな商品も買っています」)が非常に頼もしく思えてくる。
今後は以前【アマゾンでペット用品ストアがオープン】で紹介したペット用品ストアのように、「便利ガイド」に代表される初心者向け解説タイプのコンテンツの拡充を願いたいところだ。
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