入力作業を簡易化・ゆうびんポータル4月1日オープン
2013/03/30 21:00
日本郵便は2013年3月27日、郵便サービスを今まで以上に手軽に・便利に利用してもらうため、同年4月1日から会員制のウェブサイト「ゆうびんポータル」の運営を開始すると発表した。メールアドレスを「お客さまID(ゆうびんID)」とし、各種の同社ウェブサービスにおいてそのIDを入力すれば、住所や氏名などをいちいち入力しなくても済むなど、便宜性の向上を図る(【発表リリース】、【ゆうびんポータル(4月1日午前7時オープン(予定))】)。
「ゆうびんポータル」は日本郵便の各種ウェブサービスを利用する際、あらかじめ「ゆうびんポータル」上で利用者のメールアドレスを「お客さまID(ゆうびんID)」とし、その他必要な情報を登録しておくことで、各種ウェブサービスごとに住所や名前などを入力する手間が無くなるサービス。対応第一弾として「集荷の申し込み(ゆうパック、EMS発送の申し込み)」「再配達の申し込み(不在で受け取りできなかった郵便物などの再配達の申し込み)」について、「ゆうびんID」の登録による利用を開始する。
今後は上記2点以外でも日本郵便内で運用している各種ウェブサービスにおける利用受付を、順次ゆうびんポータルに集約。一つの「ゆうびんID」で各種サービスを利用できるよう対象サービスを拡大していくとのこと。
郵便物の受け取り頻度により有益度が大きく異なるが、興味深い話には違いない。郵便物そのものを受け取らない人は滅多にいないはずなので、一度はチェックしておいた方が良いだろう。一方で、パソコンだけでなくスマートフォンなどのモバイル系端末にも対応しているかなど、気になる点も多い。4月1日の「開局」が待ち遠しいばかりである。
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