ロシア生まれのフレンチ風チキンナゲット「ポジャルスキー」、ロッテリアで発売
2013/04/04 09:45


↑ ポジャルスキー
今回発売される「ポジャルスキー」とは、元来は肉や魚を「つくね」風に調理したロシア風カツレツの総称(厳密にはコトレータが該当し、ポジャルスキーはコトレータの一種)。ロッテリアにおける「ポジャルスキー」は、脂肪分が少なくさっぱりとした味わいの国産の鶏胸肉を、舌触りの良いなめらかできめの細かいペースト状にし、ふわふわの食感を出すために卵白を合わせ、最後に卵黄、植物性クリーム、牛乳などを加え、ムース状になるまで時間をかけてていねいに混ぜ合わせている。さらに、このタネを一晩冷蔵庫内で寝かせてなじませ、米粉を配合した微粉パン粉をまぶして歯ごたえの良いうす衣に仕上げた。この工程により、「中はふわふわ」「外はカリカリでさくっ」とした食感が特徴の一品が出来上がる。
今「ポジャルスキー」はファストフードではお馴染みのチキンナゲットに対し、「(他とは)ひとあじ違う」という同社スローガンに合わせるべく、ホテルオークラ出身のフレンチシェフ北岡尚信氏監修の元に開発したもの。確かに名前だけでなく、歯ごたえも、そして味わいも従来のチキンナゲットとはまったくの別物のようだ。ハンバーガー系ファストフードのサイドメニューとして、どれだけ際立ったものとなるのか、そのものの美味しさと共に、主力メニューとのバランスも合わせ、大いに気になるところではある。
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