子供向けタブレット機「MEEP!(ミープ)」、トイザらスで発売

2013/04/11 14:45


MEEP!(ミープ)日本トイザらスは2013年4月10日、日本国内では初となるAndroid OS搭載の子供向けタブレット「MEEP!(ミープ)」を、同年4月26日から全国のトイザらス、ベビーザらス店舗、【「トイザらス・ベビーザらスオンラインストア」】で発売を開始すると発表した。価格1万4999円(税込)。サイズは140×219×28ミリ、重量450グラム。RAM512MB、メモリー4GB、外部メモリーにマイクロSDカード(32GB以下)を使用可能(別売り)。解像度は800×480ピクセル。リチウムイオン電池(2000mAh)を使用し、連続使用時間は4時間(標準使用)。色はオレンジとブルー、ピンクの3種類(発表リリース)。




↑ 海外版「ミープ」の公式映像。
↑ 海外版「ミープ」の公式映像。【直接リンクはこちら】

「MEEP!」は、インターネット(Wi-Fi対応)、ゲーム、電子書籍、映画、音楽、チャット、アプリなどが楽しめる、子供のために開発された本格的なタブレット。2012年9月にアメリカで発売され、発売後2、3か月で25万台以上の販売数を記録している。そして現在では今回発売が決まった日本を含め世界15の国と地域で展開されている。

特徴は子供がアクセスすることを前提とした、安心安全なインターネット環境を実現する「ペアレンタルコントロール機能」。保護者は自分のパソコンやタブレット、スマートフォンなどから「MEEP!」の管理サイトにアクセスし、子供のインターネットやアプリなどの使用制限、使用履歴、使用時間などを細部にわたり管理することができる。

↑ 「MEEP!」全景
↑ 「MEEP!」全景

今機は子供向けのアプリケーションを豊富に取り揃え、「アングリーバード」や「UNO」などのシンプルで誰もが楽しめる人気ゲーム、子供向けポータルサイト「Yahoo!きっず」のブラウザーアプリなど、約50種類のコンテンツがあらかじめインストールされている。また、子供向けアプリを揃える「MEEP!ストア」では、無料アプリに加えて、あらかじめ保護者が購入しておいた仮想通貨を使用して有料アプリをダウンロードできるほか、「Google Play」からも子供用アプリやコンテンツをダウンロードできる仕様となっている。なお、子供がアプリやコンテンツをダウンロードするには、保護者の承認を必要とする条件設定もできる。

実装されている7インチのスクリーンには、タブレットでは初となるzForce技術による最新タッチスクリーンを採用。指はもちろん、ペンや絵筆、手袋をつけたままでもタッチ操作することが可能。また、使用環境にあわせてスクリーンを自動的に最適化し、太陽光の下でも見やすく調整できる。本体は、子供がしっかりと握りやすいデザインに仕上げ、万が一、落としたりぶつけたりした場合でも衝撃から守れるよう、丈夫なシリコン製カバーで保護されている。

スマートフォンやタブレット機の普及に連れ、大人がタッチパネル式の端末を操る姿を見て、真似をしたくなる・興味関心を覚える子供も増えてくる。また保護者側も情緒教育の一環として、あるいは早めにデジタルアイテムに慣れさせるために、タッチパネルスタイルの端末に触れさせたいと考える人も多くなる。携帯型家庭用ゲーム機でもすでに導入はされているが、より実用的な端末をとの需要には、やはりスマートフォンやタブレット機の方が都合が良い。

今回発売される「MEEP!」が、どこまで日本国内の「子供を持つ世帯」の需要にマッチするのか。あるいは子供だけでなくシニア層への展開の可能性も含め、注目したいところだ。


■関連記事:
【70%…アメリカの子供へのタブレット機浸透ぶりを示す数字】
【アメリカの子供間で生じるデジタルギャップ】



スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー