モスのハンバーガー、パティを牛肉100%に変更・価格は据え置き
2013/04/19 14:45


↑ 変更されるパティ(イメージ)
外食を取り巻く環境は、消費者の食生活のスタイルにおいて「外食」と「中食」の区分があいまいとなる中で、刻々と変化しており、ファストフード業界、外食業界だけではなく、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなど、さまざまな業界が競合する時代となっている。さらに消費スタイルやし好も時代とともに大きく変化を遂げている。
そのような環境の中、モスバーガーでは、今年度の商品施策の柱を「定番商品の進化」と決定。主力商品について、本質的な味わいを守りながらも時代や消費者のし好に対応するべく、今回、その施策を実行することとなった。

主力商品のソースの変更は「ミートソース」「テリヤキソース」「オーロラソース」で行われる。いずれも新パティに合わせたもので、味を強調するものに仕上げられているのが特徴。なお「チキンバーガー」は(チキンベースのため)パティの変更は行われずソースのみの変更、「ハンバーガー」「Wハンバーガー」「チーズバーガー」「Wチーズバーガー」はパティのみの変更となる。
奇しくも同日、ハンバーガー系ファストフードの最大手マクドナルドで、新商品価格帯の発表など、大規模なメニュー改編が発表されている。今件モスのリニューアルは価格は変えず、中味の改良という、切り口を変えてのメニュー改変。モスの変更後のパティや主要ソースの味そのものも気になるが、両社の施策がそれぞれ、そして業界全体にどのような結果をもたらすことになるのか、注目せずにはいられない。
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