油脂の代わりにプルーンピューレを使った健康志向のパン、ナチュラルローソンから発売

2013/05/28 14:45


プルーンブレッドローソンは2013年5月27日に、油脂の代わりに米国・カリフォルニア産のプルーンのプルーンピューレ(果物をすりつぶして裏ごしし、とろみのある半液体状にしたもの)を生地に使ったパン「プルーンブレッド」(110円、税込)と「豆乳クリームあんぱん」(125円、税込)を、同年5月28日から同社のナチュラルローソンで発売すると発表した。熱量が抑えられることに加え、プルーンの成分によりパン生地が「しっとり・モチモチ」の食感になるのが特徴(発表リリース)。




↑ プルーンブレッド(上)と豆乳クリームあんぱん(プルーン生地使用)(下)
↑ プルーンブレッド(上)と豆乳クリームあんぱん(プルーン生地使用)(下))

健康志向が高まる中、脂質や熱量を抑えたパンの需要も増加している。先日ローソンから発売されたブラン入りのパンもその一例(【熱量・糖質を抑えたブランパンのプレーンタイプ、ローソンから発売】)。一方、プルーンピューレを使うことで脂質や糖質を減らし、熱量を抑えたヘルシーなパンや菓子を創れることから、今回パンを製造する時に通常使用する油脂をプルーンピューレの天然成分に置き換えた、プルーンピューレなパンを2種類、発売することとなった。

プルーンピューレ油脂の代わりにプルーンピューレをパン生地に練り込むと、プルーンに含まれる天然の成分ペクチン(食物繊維)やソルビトール(糖質)、リンゴ酸(有機酸)などが生地に伸展性を与え、保湿性が生じることで「しっとり・モチモチ」とした食感のパンに仕上がる。これが今回のパンの最大の特徴。またプルーンピューレは熱量が低く、同重量の無塩バターの1/5程度しかないとのこと。

「プルーンブレッド」(181Kcal/個)はプルーンピューレを使った、もっちりとした食感の食卓パン。小さく四角形に刻んだプルーンの実も練りこみ、食感に面白みを加えている。一方「豆乳クリームあんぱん(プルーン生地使用)」(216Kcal/個)も生地にプルーンピューレを使いもちもち感が楽しめる。中には豆乳クリームと北海道産あずきのつぶあんが収められている。

リリースによると油脂の代替品としてプルーンピューレを用いた商品を量産・販売するのは、日本では初めてとのこと。栄養面もさることながら、食べごたえ、味わいの面で大いに気になる。現時点ではナチュラルローソンのみでの販売だが、人気を博することで全ローソンでの展開となるよう、期待したい。



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