「進撃の巨人」単行本累計2000万部突破、掲載誌「別冊少年マガジン」も部数3割増に

2013/06/06 06:55


進撃の巨人講談社は2013年6月5日、同社の「別冊少年マガジン」で連載中、そしてそれを原作にした同名のアニメ版が好評を博している「進撃の巨人」(諫山創 著)について、単行本が10巻累計で2000万部を突破したと発表した。これに伴い掲載誌そのものも実売数を伸ばしており、特にアニメ放送開始後には堅調なセールスを記録している(【発表リリース】)。




↑ アニメ版「進撃の巨人」プロモーション動画(公式)。
↑ アニメ版「進撃の巨人」プロモーション動画(公式)。【直接リンクはこちら】

「進撃の巨人」とは「別冊少年マガジン」の創刊号(2009年10月号)から連載している漫画や同名のアニメなど。閉ざされた都市空間に住む人類と、人類に向けて侵攻を続ける巨人との戦いを描いた、バトルファンタジーな物語。

今作品は連載当初から話題に登っていたが、今年の春(2013年4月)にアニメ放送が開始されてから一層注目を集めるようになり、アニメ放送開始後だけでトータルで870万部もの重版が行われている。説明にいわく、全出版社を対象とした店頭でのタイトル別週間実売数ランキング調査(日販オープンネットワークWIN調べ)でも、「アニメ化作品として史上最高の販売数」を記録したとのこと。

またこの「進撃」に合わせ、掲載誌の「別冊少年マガジン」もセールスを伸ばしている。アニメ放送開始後の5月号(2013年4月9日発売号)では、前号と比べて実売数が30%アップした。

これらのヒットを受け「別冊少年マガジン」では、同年6月7日発売の4月号から4号連続で「進撃の巨人」付録企画を実施する(価格は据え置きの500円(税込))。

↑ 兵団ステッカー(憲兵団&駐屯兵団)
↑ 兵団ステッカー(憲兵団&駐屯兵団)

7月号(6月7日発売)……兵団ステッカー(憲兵団&駐屯兵団)
8月号(7月9日発売)……兵団ステッカー(調査兵団&訓練兵団)
9月号(8月9日発売)……諫山創描き下ろしの最新単行本11巻カバー「別マガバージョン」
10月号(9月9日発売)……ラフ画・諫山創!アニメイラストクリアファイル

現在講談社本社では、50メートル級の「巨人」の実物大のバルーンヘッド(1/1スケール、頭部だけで4メートル)を展示中。6月7日まで(9時半-17時半)講談社本社1階で一般公開しているとのこと。

↑ 展示中の「巨人」の頭部
↑ 展示中の「巨人」の頭部

機会がある人は一度足を運び、登場人物らの恐怖を疑似体験してみてはいかがだろうか。



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