消費電力70%低減…モスバーガーの店舗看板、LED化・デザインも変更

2013/06/09 20:00


モスバーガーのLED看板ハンバーガー系ファストフード店モスバーガーを運営するモスフードサービスは2013年6月6日、今後2年間をかけて全店にLED照明を採用した新看板を導入すると発表した。これにより意匠(デザインなどにより特定の対象をイメージさせるもの)の統一を図り、親しみやすさをアピールする。また従来のLED非利用タイプの看板と比べ、消費電力を70%軽減できるという(【発表リリース、PDF】)。



↑ LEDを採用した新看板
↑ LEDを採用した新看板

今看板ではLED照明を採用することにより消費電力を節電。さらにロゴを丸みを帯びた分かりやすい形とし、明るいLEDで発光させることで、視認性を大幅に向上させる。このタイプの看板は2012年度から一部店舗で先行導入されていたが、(導入に合わせて店舗そのものを改装した事例もあるので、参考値程度の精度だが)2-4%程度の売り上げ増効果があった。

モスフードサービスでは今後2年間をかけてこのLED照明の新看板を全店舗に導入。外観イメージの統一を図り、同時に見た目の訴求力の向上と親しみやすさのアップを期待する。

導入コストは2年間で25億円程度。全費用をモスバーガー本部のモスフードサービスが負担する。また消費電力が70%節電できるため、年間で約4万円/店舗のコスト削減が見込めるという。

行きつけの店舗がある人は、今後どのタイミングで新看板が導入されるのか、チェックをするのも一興というものだ。



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